サガン鳥栖のビースト林大地の経歴・プレースタイルを解説

東京オリンピックU24日本代表の強化試合アルゼンチン戦で先制ゴールを決めて一躍有名になった林大地選手は大卒2年目でサガン鳥栖のエースストライカーに成長しています。恵まれた身体能力と恐れることなく相手ディフェンダーに遅いかかる姿から「ビースト」という異名を持ちますが、ガンバ大阪ユース昇格を逃すなど本田圭佑選手と同じ苦労人でもあります。そんな林大地選手のこれまでのキャリアとプレースタイルについてまとめてみました。

林大地のプロフィール

生年月日 1997年5月23日
国籍 日本
出身 大阪府
身長 178㎝
体重 74㎏
ポジション FW
利き足
背番号 サガン鳥栖:8
タイトル クラブ関西学生サッカーリーグ(2018年)
代表
ユニバーシアード代表
ナポリ大会(2019年)
個人
関西学生サッカーリーグ・得点王(2018年)
SNSアカウント インスタグラム:https://www.instagram.com/beast_channel/

林大地の経歴

ガンバ大阪ユースに昇格できず

せんりひじりSCでサッカーをはじめて中学でガンバジュニアユースに入団。このチームには堂安律選手、食野亮太郎選手が所属しており、高校でユース昇格はならず大阪のサッカー名門校である履正社に進学します。のちにオリンピック代表でチームメイトとなる北海道コンサドーレ札幌田中駿太選手もガンバ大阪ジュニアユースから履正社に進学しており、この世代のガンバ大阪ユースがタレント集団だったことが分かります。履正社から大阪体育大学に進学し2018年に関西リーグ得点王になり、2019年サガン鳥栖加入が内定。

サガン鳥栖でブレイク

2020年ルーキーイヤーで当時のチームのエース金崎夢生選手が名古屋グランパスに移籍するなどの幸運もあり、31試合に出場して9得点と大活躍して2021年は10節の段階でリーグ9位となる4得点を決めてチームの躍進に大きく貢献し、すでにチームのエースストライカーの地位を確立しています。この活躍を受けてサポーターは林大地選手のことをサガン鳥栖の「ビースト」というニックネームで呼びました。

U24日本代表でもいきなり大活躍

世代別代表にまったく縁がなかった林大地選手ですが2021年U24日本代表の強化試合アルゼンチン戦で堂安律選手の怪我に伴って追加招集され、2戦目で先制点となるゴールを決め東京オリンピックメンバー入りへ大きくアピールしています。東京世代はタレントぞろいですがセンターフォワードタイプは少なく、前線で身体を張ることができるワントップを任せられる選手が少ないので林大地選手にもチャンスがあるでしょう。ただし、報道ではワントップのポジションで大迫勇也選手をオーバーエイジ招集するとされているので今後の活躍次第で大迫選手を上回るのは難しいかもしれません。

林大地のプレースタイル・特徴

林大地選手のポジションはフォワードです。

得点嗅覚と駆け引き

林選手は点取り屋としてのポジショニングやディフェンダーとの駆け引きに優れたストライカーです。ディフェンダーとの身体のぶつけあいから裏をかく動きをしたり相手の視野から消えたり、もっともボールがこぼれてくる確率が高いポジションを先に取ったりするストライカーとしての資質を持ち合わせているのでルーキーイヤーでJ1で9得点できるのでしょう。

身体能力の高さと精神力の強さ

身長は178㎝ですがヘディングシュートも得意で跳躍力がありますね。スピードもパワーもスタミナも何か一つがずば抜けている訳ではないですが、総合的に身体能力は高くフィジカルは強いタイプですね、あとは身体のぶつかり合いは肉体的なものだけではなく精神的な強さも影響するので、メンタル的な強さも林選手のフィジカルの強さに影響を与えているでしょう。

積極的な守備

林選手は前線からの守備もすばやいチェックで相手ディフェンダーのビルドアップを阻みます。また、ディフェンスラインの裏に抜け出す動きを頻繁に行うので相手はディフェンスラインを下げざるを得なくなり、中盤にスペースを生みチームが有利な状態を作ってくれる労を惜しまないという意味で前線にいると助かる選手といえるでしょう。セットプレーでの守備も計算できます。

林大地の今後について

サガン鳥栖から移籍か

サガン鳥栖は経営危機なので林大地選手は他のチームからオファーがあると、売却する可能性があります。林選手も関西出身でセレッソ大阪、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸といったクラブから高額な年俸のオファーが来るとステップアップするでしょう。海外移籍に関しては年齢的に難しいかもしれませんが、ここ数年はキャリア選択の分岐点となります。

日本代表の壁は厚い

日本代表には大迫勇也選手がエースとして君臨していますがセンターフォワードの層は厚くはないので、Jリーグで継続的に活躍を続けていくとA代表に招集されてもおかしくはないですね。ただし同タイプの鈴木優麿選手がベルギーで大活躍しているので大迫勇也選手、鈴木優麿選手の壁を超えないとレギュラーポジションは奪えません。

移籍情報

これまで林大地選手の移籍情報はありませんんが、大卒2年目で年俸は1000万円程度だと思うので、サガン鳥栖で年俸を大幅にアップする契約を結ぶか、経営難のサガン鳥栖に移籍金を置いて他クラブに移籍するかを決断するタイミングはそう遠くないでしょう。