ベルント・レノVSケパ・アリサバラガ ライバルクラブの守護神対決

「ビッグロンドン・ダービー」として知られるチェルシーとアーセナルのダービー・マッチ。同じロンドンをホームタウンにする二つのチームは、試合の度にバチバチと火花を散らしています。

今回は、そんなアーセナルとチェルシーの二人のゴールキーパーにフォーカスして、プレースタイルや今季の成績をスタッツを元に見ていきたいと思います(※本記事におけるスタッツは19/20プレミアリーグ29節終了時点のものを参照しています。)

全体成績:レノ、驚異のセーブ数

ベルント・レノ ケパ・アリサバラガ
28 試合数 25
7 クリーンシート 6
104 セーブ数 42
2 イエローカード 0
0 レッドカード 0

どちらもほぼ全試合に出場しているので、文字通りチームの守護神と言っていいでしょう。

クリーンシート数もほぼ同数ですが、特に差が開いたのはセーブ数です。

なんとレノのセーブ数ケパの2倍以上。セーブ数「104」はリーグでも2位の成績です。

とはいえ、シュートを打たれた分セーブの機会は増えるので、一概に良いとも言えません。もっと詳細なスタッツを見ていきましょう。

攻撃成績:足元の技術が高いケパ・アリサバラガ

ベルント・レノ ケパ・アリサバラガ
747(26.7) パス本数(1試合あたり) 716(28.6)
71.62 パス成功率(%) 78.35
1,095 タッチ数(1試合あたり) 908

現代のサッカーではゴールキーパーにも足元の技術が求められます。

1試合あたりのパス本数は両選手ともあまり変わりませんが、差がついたのはパス成功率。

ケパは足元の技術に定評がある選手ですが、80%に迫る成功率は流石です。右足と左足どちらで蹴っても高いキック精度を誇っており、チェルシーのビルドアップを支えています。

守備成績:アーセナルのピンチを何度も救ったベルント・レノ

ベルント・レノ ケパ・アリサバラガ
36 失点 32
26 クリア数 9
2 失点に直結したミス 0
74.29 セービング率 56.76
1 PKセーブ 0
17 パンチング 4
17 ハイボール処理 16
14 スイーパークリア 10
178 スローイング 108

さて肝心のディフェンス・ゴールキーピングスタッツですが、これはレノが圧勝しています。

アルテタ監督が就任してアーセナルの守備は改善されたように見えますが、それでも2019-20シーズンの1試合あたりの被シュート本数は14本と、毎試合ほぼ二桁のシュートを打たれています。

そんなアーセナルを幾度となく救ったのがレノの驚異的なセービング能力。75%近いセービング率はプレミアリーグでもトップクラスです。パンチングやハイボール処理にも優れており、パンチング数もプレミアリーグ2位の成績となっています。ゴールキーパー大国ドイツが誇る選手です。

対するケパは、セービング率が56%とレノに大きく劣る結果に。セービングの安定感のなさは大きな課題で、シーズン途中にはカバジェロにスタメンの座を奪われる試合も何度かありました。本業であるゴールキーピング能力を改善しないと、ランパード監督の信頼を獲得し続けることは難しいでしょう。

徹底比較勝者:ベルント・レノ

今回の徹底比較Winnerはベルント・レノにしたいと思います。

足元のスタッツは少しケパに劣るものの、ゴールキーピング能力はプレミアでも屈指。名守護神チェフの座を奪った実力は流石でした。

一方ケパは少し不本意なシーズンと言えます。GK史上最高額の移籍金でチェルシーに加入したケパ。来シーズンはその期待に見合った活躍を期待しましょう。

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