リシャルリソン vs ガブリエル・ジェズスのプレースタイルを徹底比較

プレミアリーグには多様な国籍の選手が活躍していますが、ウィリアン(チェルシー)、フィルミーノ(リバプール)などブラジル人FWの活躍が目立っています。

今回は若手として将来が期待されるアタッカーである、ガブリエル・ジェズス(マンチェスターシティ)とリシャルリソン(エバートン)にスポットを当て、どちらがブラジルを背負っていくアタッカーとして相応しい選手であるのか?を検証していきたいと思います!(※スタッツは2020/05/18現在)

ガブリエル・ジェズスのプロフィール

  • 生年月日:1997/04/03(23歳)
  • 国籍:ブラジル
  • 身長/体重:175cm/73kg
  • 前所属チーム:パルメイラス
  • ポジション:FW(CF/LW/RW)

17歳でパルメイラスのトップチームでデビューして、若手選手の中から選出されるゴールデンボーイ賞を受賞するなどの活躍後、2017年にマンチェスターシティに移籍しています。

【サッカー王国の天才】ガブリエル・ジェズスのプレースタイルを徹底解説

リシャルリソンのプロフィール

  • 生年月日:1997/05/10(23歳)
  • 国籍:ブラジル
  • 身長/体重:179cm/71kg
  • 前所属チーム:ワトフォード
  • ポジション:FW(CF/LW/RW)

ガブリエル・ジェズスと同い年のリシャルリソンは、17歳でブラジルのアメリカ・ミネイロでトップチームデビュー。2017年にワトフォードに移籍して活躍後、2018年からエヴァートンでプレーしています。リシャルリソンのメインポジションはCFですが、ウィンガーも務めるほど万能型のFWです。2019年コパ・アメリカにおいては、決勝戦で途中出場ながらプレーし、優勝を決定づけるゴールを挙げる活躍もしました。

【全体スタッツ】二桁ゴールを記録するジェズスとリシャルリソン

ではここから二人の今季残しているスタッツを比較していきましょう。まずは主要スタッツから。

ジェズス リシャルリソン
出場数 24 27
出場時間数(分) 1,337 2,358
ゴール数 10 10
アシスト数 4 3
クリーンシート数 4 4
イエローカード数 2 5
レッドカード数 0 0

マンチェスター・シティにはアグエロという絶対的エースが君臨しているためジェズスは途中出場が多く、リシャルリソンに比べて3試合少ない出場試合数という結果になりました。出場時間数に変換して考えるとリシャルリソンがジェズスの倍もの時間をプレーしています。

ゴール数はジェズスとリシャルリソンと同数です。アシスト数もジェズスの方が1つ多く、短い時間ながら結果を出すジェズスのハイパフォーマンスには驚かされます。リシャルリソンもコンスタントにシーズン二桁ゴールをクリアしており、10ゴールはエヴァートンのチーム内でも2位のランキングです。

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【攻撃スタッツ】ジェズス = フィニッシャー& リシャルリソン = シャドーストライカー

ジェズス リシャルリソン
1ゴールあたりの出場時間 134分 236分
シュート数/1試合 2.8 2.7
枠内シュート率 63.16% 50.94%
ビックチャンスでのゴール 7 7
ビックチャンスでのミス 18 5
ビッグチャンスクリエイト数 2 12
パス/1試合 16.6 23.3
パス成功率 86.4% 66.0%
タッチ/1試合 27.6 46.1
クロス/1試合 0.2 1.8
ボールロスト/1試合 0.7 2.2

このデータを見ると、ジェズスとリシャルリソンのプレースタイルの違いが見られそうです。このデータを見ると、ジェズスとリシャルリソンのプレースタイルの違いが見られそうです。

前述したように、ジェズスは、リシャルリソンと比べると出場時間が倍近く少ないにも関わらず、ゴール数は同じです出場時間がジェズスの方が100分ほど少なく、1試合90で考えると、約1試合半に1ゴールは上げていると言えます。また枠内シュート率もジェズスが10%ほど上回り、決定力という観点においてはジェズスに軍配が上がるでしょう。

一方、ビッグチャンスクリエイト数はジェズスの2に対して、リシャルリソンは12と大差がついています。これはプレーエリア・ポジションに起因するものであると考えられます。ジェズスが主に1トップでの起用が多いのに対して、リシャルリソンはエヴァートンでは基本2トップの1角、またウィンガーでもプレーできる当たっキングスキルの高さを持ち合わせています。クロス本数の違いを見ると、ジェズスとリシャルリソンのプレーエリアの違いが理解できるでしょう。パス本数、タッチ本数もジェズスを大きく上回り、リシャルリソンが前線において様々なポジション・役割を担えることがエヴァートンとしては大きな武器となっています。

このスタッツからは、ジェズスには純粋なフィニッシャーとしての役割が、リシャルリソンにはフィニッシャー・チャンスクリエイト、ゲームコントロールと幅広いタスク・スキルが求められていると言えます。

【守備スタッツ】守備への献身性を魅せるリシャルリソン

最後に守備スタッツです。

ジェズス リシャルリソン
シュートブロック 0.0 0.15
インターセプト/1試合 0.29 0.37
タックル/1試合 0.58 2.19
クリア数/1試合 0.17 1.22
空中戦勝利 / 1試合 1.46 2.33
ファウル/1試合 0.79 1.04
出場時間の差・プレーエリアの差は考慮しなければなりませんが、守備への貢献度はリシャルリソンが一枚上手です。特に1試合あたりのタックル数2.19と、エバートンの他のFW陣と比べても圧倒的に多く、しっかり守備もこなす選手であるということが分かります。クリア数やインターセプト、空中戦の勝利数などをみてもリシャルリソンの献身性がよく伝わってきます。
一方のジェズスは、ワントップ起用であるため深い位置まで下がって守備をすることはチームとして求められていません。プレッシングができない選手ではないですので、繰り返しになりますが、このスタッツの違いはプレーエリア・ポジションの違いが大きく影響していることを忘れてはなりません。

徹底比較Winner リシャルリソン

勿論、ジェズスのフィニッシャーとしての能力は高いレベルにありますが、ゴール以外での貢献度、スタメンとして攻守に渡り存在感を発揮しているという点でリシャルリソンを勝者とします。
ジェズスにおいてはスタメンには定着できていない現状に不満も不安もあるでしょうが、アグエロの後継者としての期待がかかる選手であることは間違いありません。リシャルリソンは、バルセロナ移籍のオファーも合ったほどですからまだまだ高いレベルのチームでプレーできる選手であることに疑いの余地はありません。
両選手ともまだ23歳です。プレミアリーグではしのぎを削り合いながら成長していくでしょうし、ブラジル代表においては共存もできます。次の次のW杯でも29歳であり、これからが活躍の舞台となる両選手がこれからのブラジルを背負っていくこととなるでしょう。
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