【無敵艦隊】サッカースペイン代表のEURO予想メンバーと戦術解説

日本では無敵艦隊の愛称で知られるスペイン代表(スペインでの愛称は赤を意味するラ・ロハ)の基本システムは4−3−3です。

スペイン代表の特長の2列目のテクニカルな選手たちが流動的に動きながら見せるティキタカ(選手の連動性を重視したパスサッカー)は健在で圧倒的なボールポゼッション率を誇ります。また近年ではパスサッカーに加え、素早く縦に攻めるショートカウンターも織り交ぜています。

2008EURO、2010年W杯、2012EURO優勝という主要大会3連覇の快挙を達成した当時の主要メンバーのジェラール・ピケ(バルセロナ)、アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)、ダビド・シルバ(レアル・ソシエダ)がベスト16入りを果たした2018ロシアW杯後に代表チームを去りました。

現在のスペイン代表には、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)やジョルディ・アルバ(バルセロナ)、セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)のベテラン勢がチームに残りつつ、アダマ・トラオレ(ウルヴァーハンプトン)、フェラン・トーレス(マンチェスター・C)、アンス・ファティ(バルセロナ)など特にアタッカー陣に今後の活躍が期待されるフレッシュな選手が新たに加わっています。

 スペイン代表のチーム紹介

現在の無敵艦隊を率いる代表監督は選手時代バルセロナで活躍し、スペイン代表としても62試合に出場した経歴を持つルイス・エンリケです。現役引退後は趣味のサーフィンの練習のためにオーストラリアに移住して、世界中のマラソン大会やトライアスロン大会に出場するなど、しばらくサッカー界から距離を置いていました。

古巣バルセロナのBチームで監督キャリアをスタートした後にセリエAローマ、リーガエスパニョーラのセルタを経て2014年から3年間バルセロナを率い就任1年目でリーグ、国内カップ戦、チャンピオンズリーグの3冠を達成しました。

バルセロナ退任後の2018年にスペイン代表監督に就任しますが、闘病中の娘を看病するために一度チームを辞任し、翌年2019年に再任しました。

黄金時代後の2014年W杯、2016EURO、2018W杯で好成績を残すことができなかった代表チームにエンリケ監督が行ったのは、伝統のポゼッションサッカーを活かしながら戦術の多様性と縦への推進力を加えた攻撃面での高速化で現在のスペイン代表の形です。

現在開催中のUEFAネーションズリーグ2020−2021においてもドイツ、スイスを退けてグループ1位通過で準決勝まで進んでいます。(2021/10/6にイタリアと対戦)

エンリケ監督はクラブでコンスタントに出場し結果を残している若手選手を積極的に代表に招集しているので、EURO本大会メンバーにサプライズ選出があるかもしれません。エンリケ監督が求める戦術と新たな進化を本大会で発揮できればスペイン代表は今大会非常に魅力のあるサッカーで優勝争いに加わるのではないでしょうか。

スペイン代表のEURO20200予選戦績

EURO予選では強豪国のスウェーデン、ノルウェーが同居するグループFを8勝2分無敗の圧倒的な強さで1位通過しました。予選ではストライカーのアルバロ・モラタ(ユヴェントス)が最多の4得点、チアゴ・アルカンタラ(リバプール)が4アシストを記録しています。

今回はそんなスペイン代表のEURO本大会に向けた「予想される代表メンバー」「チームの戦術」「注目選手」などを徹底解剖し、皆さんにご紹介したいと思います。

スペイン代表は過去の内戦や独裁の歴史と州ごとの個性の強さもありクラブ至上主義が強く、クラブチームで活躍する多くの優秀な選手を擁しながら国として団結するまでに時間がかかり、代表チームでは今ひとつ力が発揮されていませんでした。

そんな苦難を乗り越え2008年〜2012年にかけてナショナルチームとして初のEURO、W杯での主要大会3連覇を達成するなど(EURO2連覇も史上初の快挙)歴史上最も栄光に包まれた最強の代表チームを作り上げ、輝かしい成績を残したスペイン代表。

EURO予選を無敗で突破した現在のスペイン代表が新型コロナウイルスの影響により1年延期された今年のEURO本大会でどのような戦いを見せてくれるのか注目されます。

【スペイン代表のEURO予選結果】

HOME 結果 AWAY
第1節 スペイン 2-1 ノルウェー
第2節 マルタ 0-2 スペイン
第3節 フェロー諸島 1-4 スペイン
第4節 スペイン 3-0 スウェーデン
第5節 ルーマニア 1-2 スペイン
第6節 スペイン 4-0 フェロー諸島
第7節 ノルウェー 1-1 スペイン
第8節 スウェーデン 1-1 スペイン
第9節 スペイン 7-0 マルタ
第10節 スペイン 5-0 ルーマニア
順位 チーム 試合
1 スペイン 10 8 2 0 31 5 26 26
2 スウェーデン 10 6 3 1 23 9 14 21
3 ノルウェー 10 4 5 1 19 11 8 17
4 ルーマニア 10 4 2 4 17 15 2 14
5 フェロー諸島 10 1 0 9 4 30 -29 3
6 マルタ 10 1 0 9 3 27 -24 3

スペイン代表の基本フォーメーション

GK ダビド・デ・ヘア マンチェスター・ユナイテッド
ウナイ・シモン アスレティック・バルビオ
ロベルト・サンチェス ブライトン
DF セルジ・ロベルト バルセロナ
ヘスス・ナバス セビージャ
セルヒオ・ラモス レアルマドリード
エリック・ガルシア マンチェスターシティ
ディエゴ・ジョレンテ リーズ・ユナイテッド
パウ・トゥース ビジャレアル
サウール・ニゲス アトレティコマドリード
イニゴ・マルティネス アスレティック・ビルバオ
ホセ・ルイス・ガヤ バレンシア
セルヒオ・レギロン トッテナム
ジョルディ・アルバ バルセロナ
ペドロ・ポロ
ダニエル・カルバハル レアルマドリード
MF ロドリ マンチェスターシティ
セルヒオ・ブスケッツ バルセロナ
ぺドリ バルセロナ
ファビアン・ルイス ナポリ
マルコ・アセンシオ レアルマドリード
チアゴ・アルカンタラ リヴァプール
セルヒオ・カナレス ベティス
ミケル・メリーノ レアル・ソシエダ
コケ アトレティコマドリード
マルコス・ジョレンテ アトレティコマドリード
イスコ アトレティコマドリード
FW トラオレ ウルヴァ―ハンプトン
ダニ・オルモ ライプツィヒ
フェラン・トーレス マンチェスターシティ
ジェラール・モレノ ビジャレアル
アルバロ・モラタ ユヴェントス
アンス・ファティ バルセロナ
ミケル・オヤルサバル レアル・ソシエダ
ブアイアン・ヒル エイバル

 スペイン代表の戦術・特徴

伝統的なスタイルを活かしながら新たな戦術に取り組む今大会優勝候補の一角に挙げられるスペイン代表。今大会のEUROでは4度目となる優勝をスペイン国民は期待しているでしょう。4大リーグで活躍するタレントを多く抱える新星スペイン代表のチームの特長と戦術を3つのポイントから深堀りしていきましょう。

期待の若手と経験値の高いベテランが揃う最終ライン

最終ラインの選手は戦力的にも年齢的にも現在バランスがいいと思います。ジェラール・ピケの抜けたCBには対人能力に優れたエリック・ガルシアやパウ・トーレスなど若手が台頭してきているので安心できます。サイドにも上下動を繰り返すことのできるスタミナを持ったセルヒオ・レギロンが定着してきているので守備面での穴は見当たりません。経験値の高いロシアW杯招集組の選手も多く残っていて若手とベテランが融合した強固な守備陣形が見れそうです。

中盤に配置される技巧派+フィジカル型の選手

中盤の底でプレイする若手のロドリとベテランのブスケツはスペイン人らしいテクニックに加えパワーも兼ね備えた現在の代表にとって欠かせない選手です。ポゼッションを特長としているチームの攻撃の組み立てにおいてボールの出どころとなり、両選手とも190cmの大型MFでフィジカルに強くボール奪取能力に優れています。ポゼッションを支える縁の下の力持ちの一流選手が2名いることが今のスペイン代表にとって大きな強みでしょう。

快速ウイングが揃う前線

ボールポゼッションをベースに戦うスペインですが、新たな強みとして挙げられる点が縦への推進力が特徴の若手の高速ウインガーの豊富さです。スピード以外に足下の技術も優れているのでドリブルやカットインからのミドルシュートも持ち味です。これまでのポゼッションサッカーに加え、カウンターにも適応できる選手が増えたことで新たな得点パターンが期待できます。

スペイン代表の注目選手

チームを支える中心選手や今大会ブレイクが期待される選手など、今回のEURO2020のスペイン代表の注目選手と特徴について触れてみたいと思います。

セルヒオ・ラモス

スペイン、セビリア生まれのセルヒオ・ラモスは地元セビージャのユースチームを経て2004年にトップチームデビューを果たしました。

スペイン代表とレアル・マドリードのキャプテンを務めるラモスは現代のCBに求められる全てを高いレベルでプレーできる超万能型のディフェンダーです。

現在はCBでプレーしていますが、プロ入り前はストライカーとしてプロ入り後のセビージャではサイドバックを務めていた経験からディフェンダーながら非常に得点能力が高い点と、スピードもあり184cmとCBとしては大きくないサイズながらフィジカルとヘディングの強さを持った選手です。

抜群のキャプテンシーを持った選手でプレー中は気持ちを全面に押し出した熱いプレーが多く、闘志あふれるスタイルで代表チームを引っ張ります。

プレーが熱くなりカードをもらう事の多い選手なのがやや心配ですが、35歳となった今でも衰え知らずなプレーで今大会もチームを助ける活躍してくれるはずです。

チアゴ・アルカンタラ

1994年アメリカW杯の優勝メンバーである元ブラジル代表のマジーニョとバレーボール選手だった母親との間に生まれたチアゴはスペイン代表が誇る天才テクニシャンです。

当時父親がプレーしていたイタリアのバーリで生まれたチアゴですが、その後はブラジルで過ごし5歳の時にフラメンゴの下部組織に入団しました。その後、家族でスペインに移住してからバルセロナの下部組織に入団して2009年にトップチームデビューを果たしました。2013年にバイエルン・ミュンヘンに移籍し、現在はプレミアリーグのリヴァプールに所属しています。イタリア、ブラジル代表としての選択も可能でしたが彼は最終的にスペイン代表を選びました。(弟のラフィーニャも現在パリ・サンジェルマンで活躍する選手で彼は生まれ故郷のブラジル代表を選択しました。)

中盤でのボールテクニックとドリブルに優れていて、相手のプレッシャーを剥がしながら前へ運ぶプレーを得意としており、縦パスやスルーパスでチャンスを生み出します。

守備面でも鋭い読みや的確なポジショニングで貢献ができる選手です。やや怪我が多い点が心配ですが、バルセロナ仕込みのテクニックで今大会でも決定機を演出するでしょう。

従兄弟には同じスペイン代表招集経験のあるFWロドリゴ(リーズ・ユナイテッド)がいます。2人共選出されて同じピッチに立てるか楽しみですね。

リヴァプールMFチアゴ・アルカンタラの経歴・プレースタイルを解説

フェラン・トーレス

スペインバレンシア生まれのフェラン・トーレスは6歳の時に地元バレンシアの下部組織に入団します。2017年に17歳の若さでトップチームデビューを果たし、現在はプレミアリーグのマンチェスターCに所属しています。

彼の特徴は両ウイングで機能できるユーティリティー性と、スピードを活かし相手を抜き去るドリブルセンスで多くのチャンスを演出できる選手です。

相手DFラインの裏をとるタイミングと走り出しと数的不利を打開できる技術力の高さで、今大会招集されれば代表でブレイクの予感を感じさせる注目の若手の1人として注目を集めるでしょう。

今季コンスタントにプレミアリーグで出場できている点と最近は代表にも安定して招集されているのでエンリケ監督が最終メンバーに選ぶ可能性は高いです。

フィジカル面の弱さが今後の課題ですが、21歳とは思えないセンスと落ち着きを持つ彼に注目です。

【スペインの至宝】フェラン・トーレスのプレースタイルを徹底解説

アルバロ・モラタ

スペインマドリード出身のモラタは、アトレティコやヘタフェのユースを経て2008年にレアル・マドリードの下部組織に入団し、トップチームデビューを果たしたました。その後はチェルシーやアトレティコ・マドリードへの移籍を経験し、現在はユベントスに所属しています。

万能型のストライカーで、ポストプレーで周りを活かすこともできればスピードで相手DFの背後に抜けて得点を奪うこともできます。189cmと高さもあるので空中戦も得意としています。彼は現在のスペイン代表の攻撃の仕上げ役として活躍するストライカーです。

前回の2018ロシアW杯では、クラブでの不調なども重なり最終メンバー入りを逃し悔しい経験をしたたモラタ。現在はユベントスで出場機会を得ているので、今後コンディションを維持できれば2016に続き2度目となるEUROの最終メンバー入りが叶うのではないでしょうか。

2016年のEUROでは3得点を挙げ、チームに貢献したモラタの活躍が今大会のスペイン代表躍進への鍵となります。

スペイン代表EURO2020の見どころ

代表の守護神を争うGK

最終メンバー入りを狙う守護神争いですが、EURO予選で最多出場を果たした期待のGKケパ・アリサバラガ(チェルシー)は最近クラブでの出場機会が減っているので最終メンバーから漏れる可能性があります。前守護神イケル・カシージャスの後継者として長年ゴールを守ってきたダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)も近年は好不調の波が激しく安定していません。ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、ロベルト・サンチェス(ブライトン)、パウ・ロペス(ローマ)など若手がクラブで出場機会を得ているので最終メンバー選出とスタメン争いが注目されます。

左サイドバックのスタメン争い

スタメン争いが予想される注目のポジションが左SBです。若手のホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)、セルヒオ・レギロン(トッテナム)が近年はスタメンを任されていますが、2012年のEUROでは全試合に出場して優勝に貢献した今年32歳となったジョルディ・アルバ(バルセロナ)もクラブでレギュラーとして活躍しています。エンリケ監督がどの選手を選び、スタメンに起用するのか注目です。

注目の逸材のサプライズ選出

これまで代表にも招集され今大会の最終メンバー入りが期待されている逸材で18歳のアンス・ファティ(バルセロナ)が現在怪我のため長期離脱中でEUROに間に合わない可能性があります。これによってファティと同じポジションを務め、今大会サプライズ選出が期待される才能を持った選手に挙げられているのが20歳のブライアン・ヒル(エイバル)です。スピードに乗ったドリブルと卓越したパスセンスを持つ選手です。ライバルの多いポジションですが最終候補メンバー入りを期待したいですね。

スペイン代表EURO2020の展望

【グループステージ】グループE:スペイン・スェーデン・ポーランド・スロバキア

第1戦 6/15  スペインVSスウェーデン

グループAに入ったスペインの初戦は予選でも同グループとなり、スペインに次いで2位通過して本戦出場を決めたスウェーデン代表です。

これまでの国際Aマッチでの対戦成績はスペインの6勝4分3敗となっています。前回のW杯でベスト8に進出したスウェーデン代表はW杯、EUROの常連国なのでスペインにとって初戦から厳しい戦いが予想されます。

守備の中心はビクトル・リンデロフ(マンシェスターU)で北欧らしくディフェンス陣の高さを活かした堅守が特徴です。前線にも若手のアレクサンドル・イサク(レアル・ソシエダ)やチャンスメークや決定力に優れたエミル・フォルスベリ(ライプツィヒ)などタレントが揃っています。

最大の注目はEURO2016の大会後に代表引退をしたズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)が今年3月の代表戦で5年ぶりに復帰したことです。今年40歳を迎えますが年齢を感じさせないプレーで現在ミランでも得点量産中のストライカーです。

イブラヒモビッチがEUROの最終メンバーに選出されればチームの決定力が上がり、スペイン代表にとって脅威となることは間違いありません。

第2戦 6/20  スペインVSポーランド

グループリーグ2戦目は予選を危なげない成績で1位通過して本戦出場を決めたポーランド代表です。長らく低迷していた時期もありましたが近年はW杯、EUROにコンスタントに出場している強豪国で前回のEURO2016ではベスト8の成績を残しています。

これまでの国際Aマッチでの対戦成績はスペインの8勝1分1敗で相性の良い相手のように感じますが近年は対戦していない為、過去のデータが参考にならない対戦国でしょう。

堅守速攻のスタイルで予選最多の6得点を上げたエースのロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)が高い決定力で得点を奪うチームです。スペインにとっては昨シーズンの欧州最優秀選手賞にも輝いたエースに仕事をさせない守備力が求められます。

その他にクラブでブッフォンから背番号1を受け継いだ総合力の高い守護神ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)がいます。中盤のピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)は高い攻撃センスを持った選手で攻撃の起点となるのでレヴァンドフスキと同様に注意が必要です。

第3戦 6/24  スペインVSスロバキア

グループリーグ最終戦は予選をグループ3位でプレーオフを勝ち進み本大会出場を決めたスロバキア代表との戦いになります。前回のEURO2016に初出場してベスト16入りをしました。

これまでの国際Aマッチでの対戦成績はスペインの4勝1分1敗となっています。現在のスロバキアにはハードワークできる選手を揃え、粘り強い守備からカウンターで攻撃へと転じます。

注目選手は守備大国イタリアで印象的なプレーを見せているミラン・シュクリニアル(インテル)で対人能力と空中戦に優れた鉄人DFです。

その他に、中盤の様々なポジションでプレー可能なベテランのユライ・クツカ(パルマ)もクラブで定位置を確保し印象的なプレーを見せています。前回大会にキャプテンを務めたスロバキアを代表するMFハムシクの後継者との呼び声が高いMFラズロ・ベーネス(アクスブルク)は卓越したテクニックと創造性を併せ持っている注目選手です。

グループE1位通過の場合  :  グループABCDいずれかの3位チームと対戦
グループE2位通過の場合  :  グループD2位チームと対戦

グループEは強豪国が集まっていますが現段階ではスペインが頭一つ向けている印象で2位争いを他3チームが争う展開が予想されます。スペインがグループ2位通過した場合は、決勝トーナメントでイングランドとクロアチアが入っているグループDの2位チームと対戦となります。

決勝トーナメント1回戦でイングランドorクロアチアと対戦する可能性が高いのでなんとしてもグループを1位通過したいですね。

チームに勢いをもたらすためには初戦のスウェーデン戦で最低でも引き分け以上の結果が欲しいところです。

短期決戦のEUROにおいて、エンリケ監督がどのようなシステムとメンバーで大会を戦っていくのか非常に注目されます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「EURO2020スペイン代表の戦力と注目選手を解説」と題してお伝えしました。

6月開催のEUROですが、スペインはアンス・ファティが怪我のため長期離脱中で大会に間に合うか今後の状態が心配されます。

また、今回ご紹介した選手以外で代表選出が期待されているのは、現在バルセロナで活躍中のイニエスタを彷彿とさせるパスセンスとボールコントロールで「スペインの至宝」との呼び声高いぺドリ(バルセロナ)です。その他スペイン代表選手には珍しいタイプのバルサ育ちの「フィジカルモンスター」アダマ・トラオレ(ウルヴァー・ハンプトン)はプレミアリーグ注目のアタッカーで脅威的な加速力と重戦車のようなダイナミックなドリブル突破が特長のプレーヤーで、スペイン代表の新たなオプションとして選出されるのか気になります。

ややクラブでの出場機会が減少していますが、華麗なボールテクニックでマヒア(魔法)の愛称を持つイスコや緩急を使い分けるドリブルと高い決定力を誇るマルコ・アセンシオのレアル・マドリードのコンビにも注目したいと思います。

彼らが最終メンバーに選出されるのか最終メンバー発表が非常に楽しみです。

今大会も各ポジションに経験豊富なベテランと期待の若手が豊富に揃っていて、スペインに大きな穴は見当たりません。大会ではポゼッションサッカーにエンリケ監督が目指す戦術のエッセンスをどのように加えて戦うのか楽しみです。2012以来となる4度目の「EURO制覇」という結果でスペイン国民に勇気と感動を与えられるか注目したいと思います。

エキサイティングな試合と感動を与えてくれるEURO2020で「無敵艦隊」がどのようなプレーで世界のサッカーファンを沸かせてくれるのか大会開催が待ち遠しい限りです。