ジェイミー・ヴァーディー・レスターの伝説となった男の功績

日本を代表するストライカーの岡崎慎司も在籍していた2015/16シーズンに奇跡とも言える優勝を果たし、2019/20シーズンも現在3位(※ 2020年7月1日時点)と、プレミアリーグBIG6に引けをも取らぬ強さを誇っているのが近年のレスターです。

特に19/20シーズンにおいては、若手とベテランがうまく融合し、ミラクルレスターの時代とは異なった強者のフットボールを展開しています。

そんなレスターでエースとして長く君臨しているジェイミー・ヴァーディーの功績とプレースタイルを振り返りました。

ヴァーディーがレスターで挙げたゴール:99

14/15シーズンにレスターに加入したヴァーディーが、現在進行中の19/20までの6シーズンで残したゴールは99を記録しており、1シーズン当たり16.5と絶対的エースに相応しい活躍を魅せています。

ジェイミー・ヴァーディーを語る上で欠かせないのはこのようなコンスタントにゴールを重ねるストライカーとしての安定感です。ムラがあるストライカーは呼べません。

プレミアリーグ公式スタッツによるとレスターが優勝した2015/16年から現在までのヴァーディーのゴール数は

シーズン ゴール数
2015/16 24
 2016/17 13
2017/18 20
2018/19 18
2019/20(31節) 19

5年連続2桁得点、そのうち20ゴール以上が2回とエースとしてこれ以上ないような成績を残しています。エンゴロ・カンテ(チェルシー)やリヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)ら「ミラクル・レスター」の中心選手達や監督が去り、チーム体制やスタイルが毎年変わる中でもこれだけ安定した成績を残せるところにジェイミー・ヴァーディーの凄さが滲み出ています。

またプレミアリーグの得点ランキングトップとなっている今季はゴールの形が多彩であり、利き足である右足で7ゴールを決めている他、逆足の左足でも7ゴールヘディングでも3ゴールを記録しています。枠内シュート率も62%と高くゴールに直結する仕事においては、最早プレミアリーグのみならず世界でも屈指のストライカーと言えるでしょう。

レスター所属の6シーズンにおける欠場試合:17

レスター加入後の2014/15シーズンから現在(※19/20シーズン31節終了現在)までの6年間で戦ったレスターがプレミアリーグ でこなした試合数は221。そのうちヴァーディーが出場したのは204試合6年間でわずか17試合しか欠場していません。

レスターが優勝したシーズンには手首を骨折しても尚、固定をして試合に出場し続けていたヴァーディー。一見線が細いように見えますが、フィジカルコンタクトが激しいプレミアリーグでここまで大きな怪我なくシーズンを過ごせているタフネスさは言わずもがなヴァーディーの大きな武器です。

ヴァーディーの決定力を支えるラインブレイク力

決定力とタフネスに触れてきましたが、彼のCFとしての一番の武器と言っても過言ではないのがラインブレイクです。ディフェンスラインとの駆け引きから抜け出し、その後のスピードはヴァーディーだからこそ為せる技であり、彼が誇るプレースタイルです。

ミラクル・レスターの15/16シーズンは、カウンター主体の戦術だったためシンプルな裏抜けが多かったでしょう。しかし、今シーズンのレスターは明確にボールを持つスタイル。ティーレマンス、ジェームズ・マディソンら若手司令塔の台頭もあり、攻撃のバリューションは格段に増えました。それでもヴァーディーは得点数を落とすことはありません。毎シーズン、プレーの幅を広げ着実に進化し続ける姿は生ける伝説です。

ヴァーディーが放つレスター愛

前述したようにレスターがプレミアリーグを制覇した後、リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)やエンゴロ・カンテ(チェルシー)らのミラクル・レスターを支えた主力選手は移籍してしまいました。

しかしヴァーディーだけはイングランドで5部リーグだったフリートウッド・タウンからレスターに移籍してきてからレスターひと筋を貫いています。5部フリートウッド・タウンの前は、8部チームに所属をしていたことから「下剋上」「成り上がり」「遅咲き」の代名詞で語られることが多いのがヴァーディーですから、レスターよりもビッククラブへの移籍は可能性としてあったはずです。それでもレスターを選び続けるのはレスターへの感謝の気持ちが大きいからでしょうか。

何はともあれこれだけ得点をコンスタントに取ってくれる選手がチームに在籍してくれることは間違いなく近年のレスターのプレミア定着と上位進出の大きな原動力になっているでしょう。

レスターとしてはプレミア王者となった2015/16シーズン以来のCL出場権獲得、ヴァーディー個人としては初のプレミアリーグ得点王に向かって、ヴァーディーは今後も得点を量産してくれるでしょう。

スポクラでもFWのドラフトに迷ったら、ぜひヴァーディーを選んでみてください!

 

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