【CL 2020】チェルシー フォーメーション・注目選手まとめ

1995年にハーディングが経営に加わったことで大きな資金源を確保したことにより、一気にビッグクラブに成長したチェルシー。

2000年に入ってからプレミアリーグを5回優勝しているビッグクラブですが、チャンピオンズリーグでは2011〜2012シーズンの優勝から成績を残せていません。2013〜2014シーズンはベスト4に進出しましたが、それ以降はベスト16で敗退しています。

今シーズンこそはベスト16の壁を破って、ベスト8に進出したいとファンや選手は考えているでしょう。

そこで本記事では、今シーズンのチェルシーについて徹底解説しました。基本フォーメーションや注目選手、戦術・特徴などをまとめている為、チェルシーやチャンピオンズリーグに興味がある人は最後までご覧下さい。

チェルシーってどんなチーム?

チェルシーは豊富な資金源を使って、若手からベテランまで即戦力になる選手を獲得してチームの戦力を保っています。

多くの選手を獲得して使えない場合はレンタル移籍させることで、チェルシーが保有している選手数は非常に多いです。レンタル移籍で活躍した選手は、チェルシーに戻ることも少なくありません。

クル・ズマ
メイソン・マウント
タミー・アブラハム
クリスティアン・プリシッチ

現在チェルシーで活躍している上記の選手は、全員がレンタル移籍から戻ってきた選手です。

今シーズンも豊富な資金源を使って、若手からベテランまで多くの選手を獲得しました。実際にスタメンの半数は新加入選手です。

即戦力として活躍できる選手を複数獲得できる資金源を保有しているのが、チェルシーの大きな強みと言えるでしょう。

チェルシーの未来を背負う男 – メイソン・マウントキャリアとプレースタイル

チェルシーの基本フォーメーション

今シーズンのチェルシーは4-3-3を基本フォーメーションにしていて、試合によっては4-2-3-1を採用します。

4-3-3のフォーメーションを採用する時は、基本的にカウンターを攻撃の軸にしてゴールを狙うのが特徴です。前線にはスピードのあるメイソン・マウントやティモ・ヴェルナーなどを配置して、シンプルに裏を狙うスルーパスを使います。

4-2-3-1のフォーメーションを採用する時は、ミッドフィルダーの選手数を増やして厚みを出し、ボールを保持するポゼッションサッカーを展開するのが特徴です。攻撃の軸をカウンターからサイドに移して、ヴェルナーやメイソン・マウントがスピードを生かしたドリブル突破でゴールに迫ります。

おそらくチャンピオンンズリーグでも、4-2-3-1と4-3-3のどちらかを採用するでしょう。ちなみにグループステージでは、4-2-3-1を1度だけ採用していて、残りの5試合は4-3-3を採用していました。

 

CL2020チェルシーの特徴と戦術

それでは、チェルシーの特徴と戦術を具体的に説明していきます。

これから紹介する3つの特徴・戦術によって、チェルシーは機能していると言えるでしょう。

①若手選手を積極的に使う

選手補強禁止処分を受けて以来、チェルシーは若手選手を積極的に使うチームになりました。今シーズンも、スタメンから若手選手を使って、途中出場ではスーパーサブの役割を若手選手に与えています。

若手選手を積極的に使っている為、調子が良い時は多くの得点を決めて圧勝することが多いです。プレミアリーグでも、序盤は若手選手の躍動で首位に位置していた時期もあります。

言い換えると、調子が悪い時は勝てない試合が続き、チームを立て直すに時間が掛かることが多いです。首位に位置していたプレミアリーグでも、既に5位に転落して優勝争いから取り残されています。

調子の波が激しいことは懸念点ですが、チェルシーが若手選手を積極的に使うことは1つの特徴と言えるでしょう。

②攻撃の選手がスタメン固定されていない

チェルシーは選手層が非常に厚く、スタメンは試合毎に変わります。特に攻撃陣は、頻繁に先発する選手が入れ替わることが多いです。

プレミアリーグ25節が終了時点で、20試合以上に出場している攻撃陣は「メイソン・マウント」と「ティモ・ヴェルナー」の2人しかいません。

攻撃陣の選択肢が複数あることで、試合に応じて選手を変えることができます。また、スタメンで活躍できるレベルの選手がベンチに座っている為、途中交代でもチーム力が落ちることなく試合終盤も戦うことが可能です。

スタメンが固定されていないことによって選手に休息を与えることもできるので、プレミアリーグとの両立も問題ないでしょう。

選手層の厚さは、チャンピオンズリーグに出場しているチームの中でもトップクラスです。

③カウンターが得意

チェルシーは足元の技術が高いと言える選手は決して多くないですが、スピードスターが多くカウンターが非常に得意です。

今シーズンのチェルシーは守備が安定していて、プレミアリーグでは首位のマンチェスター・シティに次いで失点数を少なく抑えています。

相手の攻撃陣を防いでカウンターを狙うのは、チェルシーの攻撃パターンの1つです。

スピードスターが多く工数をかけないでゴールを狙えるのが、チェルシーの特徴になります。

④ボランチが守備的

今シーズンのチェルシーは守備が安定していて、ディフェンス陣が賞賛されることが多いですが、ボランチの活躍が失点を最小限に抑えていると言っても過言ではありません。

ボランチとして出場するエンゴロ・カンテとジョルジーニョは非常に守備的な選手で、ボール奪取能力が高いです。チェルシーがカウンターでゴールに侵入する際も、ボランチは前線に入っていくことは滅多にありません。

守備能力が高いボランチの2人が低い位置でポジショニングをすることで、相手のカウンターや攻撃を防ぐことができています。

また、ジョルジーニョはパス精度が非常に高く、ボール奪取から攻撃の起点になることも可能です。

現在のチェルシーは、ボランチが最も重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

マテオ・コバチッチ&ジョルジーニョ – チェルシーの躍進を支える立役者

CL2020チェルシーの注目選手

それではチェルシーの注目選手を4人に厳選して紹介していきます。

これから紹介する4人の選手が、チェルシーをCL2020で上位進出させる重要な役割を果たすでしょう。

①メンディ

昨年まで正ゴールキーパーを務めていたケパ・アリサバガラは安定感がなく、失点に関与することも少なくありませんでした。

今シーズン開幕前もケパ・アリサバガラが正ゴールキーパーを務める予定でしたが、直前で加入したのがメンディです。

メンディは加入から直ぐにスタメンに定着していて、チームに大きく貢献しています。

バイエルン・ミュンヘンのノイヤーやバルセロナのテア・シュテーゲンのように足元の技術はありませんが、セービング力が高く決定機を多く阻止できる選手です。

ケパ・アリサバガラのように失点に関与するプレーが無いので、チャンピオンズリーグでもゴールマウスを守るでしょう。

チャンピオンズリーグの舞台で、メンディが安定したプレーを発揮できるのか注目です。

②チアゴ・シウバ

昨シーズンまでパリ・サンジェルマンで活躍していたチアゴ・シウバは、フリーでチェルシーに加入しました。

既にチェルシーでスタメンを確保して、センターバックで安定したプレーを発揮しています。ボール奪取力やフィジカル面だけでなく、危機察知の能力も高いです。

若手選手が多いチェルシーにとって、36歳のチアゴ・シウバの安定したプレーは強みになるでしょう。

昨シーズンのパリ・サンジェルマンはチャンピオンズリーグの決勝戦で敗戦して、準優勝に終わっています。今シーズンこそは、チャンピオンズリーグで優勝したいと意気込んでいるでしょう。

③カイ・ハフェルツ

今シーズンの大型補強で最も注目を浴びた選手がカイ・ハフェルツでしょう。

前所属のレヴァークーゼンでは18歳からスタメンに定着して、多くのゴールを決めました。既にドイツ代表でも活躍していて、これからのサッカー界を担う選手になるでしょう。

チェルシーではチームに適合するのに苦しんでいますが、レヴァークーゼン時代のような輝きを取り戻せば、チャンピオンズリーグに出場するビッグクラブにも勝てる可能性が高いです。

カイ・ハフェルツがチームに適合して、ゴールに直結するプレーができるのか注目してご覧下さい。

チェルシー注目のMFカイ・ハフェルツのプレースタイルを解説!

④ティモ・ヴェルナー

ティモ・ヴェルナーも今シーズンから加入したストライカーで、スタメンに定着している数少ない選手の1人です。

ライプツィヒではゴールを量産していましたが、今シーズンは5ゴールと思うような結果を残せていません。先ほど紹介したカイ・ハフェルツと同様に、チームの適合に苦しんでいると言えるでしょう。

それでも、チェルシーの基本であるカウンターサッカーの軸になるスピードスターで、チャンピオンズリーグでも攻撃を引っ張る選手になるでしょう。

チェルシーのFWティモ・ヴェルナーの経歴や特徴を解説!

CL2020チェルシーの見どころ

それでは、今シーズンのチェルシーの見どころを紹介していきます。

これから紹介する3つの見どころを意識して頂ければ、試合を楽しく観戦することが可能です。

①新加入選手のチーム適合

今シーズンのチェルシーは多くの選手が加入して、昨シーズンとは全く別のチームになりました。

チアゴ・シウバやメンディのようにチームに適合して安定したプレーをできている選手もいれば、ティモ・ヴェルナーやカイ・ハフェルツのように適合に苦しんでいる選手もいます。

新加入選手が前所属チームと同じ活躍ができれば、チェルシーは一気に覚醒するでしょう。

チェルシーの戦術に、新加入選手が適合できるのか注目してご覧下さい。

②新監督のトゥヘルの戦術理解度

今シーズンの開幕当初は調子が良かったチェルシーですが、勢いは徐々に失速してランパード監督は解任されました。

新監督は、ドルトムントやパリ・サンジェルマンなどのビッグクラブを率いたトゥヘルが担当しています。

トゥヘルの戦術を短期間でどれだけ浸透させられるかで、チェルシーの成績は大きく変わるでしょう。

ちなみに、トゥヘル監督が就任してからチェルシーは無敗を継続しています。プレミアリーグでは4連勝など調子を戻している為、チャンピオンズリーグも期待できるでしょう。

③故障選手の復活

チェルシーは、スタメン選手の故障が相次いでいる状態で決勝トーナメント1回戦の1stレグを迎えることになりました。

ベン・チルウェル
チアゴ・シウバ
カイ・ハフェルツ

上記が、スタメン選手の主な故障選手になります。

もちろん紹介した選手がプレーできなくても、選手層が厚いので代わりになる選手は在籍しているので安心です。

しかしながら、故障選手が復活しなければチャンピオンズリーグで勝ち進むのは難しいでしょう。いつ故障選手が戻ってくるのか注目です。

CL2020チェルシーの展望

最後にCL2020における、チェルシーの展望を解説していきます。

チーム成績に関して

チェルシーは4勝2分の勝ち点14で、グループステージを首位通過しました。

無敗でグループステージを突破できた為、チーム成績は非常に良いと言えるでしょう。

6試合で2失点とストロングポイントである守備力は健在で、得点数も14と攻撃陣が躍動しました。

攻撃と守備の両方が安定していた戦いぶりだったので、この勢いで決勝トーナメントに行けば十分に上位進出を狙えるでしょう。

1stレグの展開予想

チェルシーの1stレグの相手は、アトレティコ・マドリードに決まりました。

アトレティコ・マドリードもカウンターを得意としているチームなので、非常に戦い方が似ているチーム同士の対戦になっています。

どちらもサッカーが似ているので、試合は拮抗した展開になるでしょう。まずは守備を固めて、ボールを保持できても気を抜かずに、カウンターに注意することが大切です。

固い試合になることが予測される為、先制点を許せば一気に状況は悪くなるでしょう。決定機を確実に仕留められるかが、試合の勝敗を左右します。

まとめ

本記事では、チェルシーのCL2020について徹底解説しました。

最後に総評をまとめておきます。

総評

即戦力になる選手を多く補強して昨シーズンよりパワーアップしたチェルシーは、チャンピオンズリーの決勝トーナメントに出場するビッグクラブのチームが相手でも十分に戦える戦力が揃いました。

昨シーズンはバイエルン・ミュンヘンを相手に大敗しましたが、今シーズンのメンバーであれば拮抗した試合を展開できるでしょう。新戦力がどれだけチェルシーで結果を残せるのか注目です。