【CL 2020】ボルシアMG フォーメーション・注目選手まとめ

昨シーズンは中堅クラブがチャンピオンズリーグで躍進しましたが、今シーズンも非常に魅力的な中堅クラブが決勝トーナメントに進出しました。

その中でも、ボルシアMGは今シーズンのダークホースになりうる実力を持っている中堅クラブです。

この記事では、ボルシアMGの基本フォーメーションや注目選手、戦術・特徴を網羅的に解説しました。

チャンピオンズリーグを見る人や、ボルシアMGを応援している人は最後までご覧下さい。

ボルシアMGってどんなチーム?

ボルシアMGはドイツリーグで10位以内を維持している中堅クラブで、主にヨーロッパリーグ出場が目標になっていたチームです。

しかしながら、2019〜2020シーズンは大躍進を果たして4位でリーグを終えた為、見事にチャンピオンズリーグ出場権を獲得しました。

2016〜2017シーズン以来のチャンピオンズリーグ出場で、期待しているファンも多いはずです。また、チャンピオンズリーグで決勝トーナメントに出場するのは初めてなので、選手達も楽しみにしているでしょう。

決勝トーナメントに進出しているチームの中で選手層や経験値、財政力など全てが最下位と言われても過言ではありませんが、十分にビッグクラブを倒せる力があります。

それでは、ボルシアMGの基本フォーメーションや戦術・特徴を紹介していきます。

ボルシアMGの基本フォーメーション

ボルシアMGは4-2-3-1を基本フォーメーションに採用していて、相手によっては4-4-2で試合に挑みます。

どちらのフォーメーションを利用するにしても、ディフェンス4枚とボランチ2枚を置いて守備陣形を整えるのが特徴です。

4-2-3-1を採用している時は、トップ下のシュティンドルが攻撃の軸になってボールを捌きます。

4-4-2を採用している時は、サイドハーフのホフマンとマルクス・テュラムが攻撃の軸になって、カウンターを仕掛けることが多いです。

ポジションによって攻撃の軸を中央とサイドに切り換えるのが、ボルシアMGのフォーメーションの特徴になります。

 

CL2020ボルシアMGの特徴と戦術

それでは、ボルシアMGの特徴と戦術を具体的に説明していきます。

これから紹介する3つの特徴・戦術によって、ボルシアMGは機能していると言えるでしょう。

①守備的なサッカーを展開

ボルシアMGは、基本的に守備的なサッカーを展開します。

ディフェンス4枚とボランチ2人が守備に徹することで、相手のカウンターを防ぐことが可能です。

ディフェンスとボランチが低い位置でポジション取りをするので、自陣でポゼッションもできます。実際に、相手よりボールポゼッション率が高い試合も少なくありません。

自陣でポゼッションをすることで相手のディフェンスラインが高くなる為、急に前線にボールを入れてカウンターを仕掛けるのが攻撃パターンの1つになります。

どのようなポジションを採用するにしても、絶対にディフェンス4枚とボランチ2枚を配置する守備的なサッカーで勝負するのがボルシアMGの特徴です。

②勝負強さ

2019〜2020シーズンのボルシアMGは、拮抗した試合で勝ちを重ねてきました。引き分けた試合は5つだけで、これは優勝したバイエルン・ミュンヘンの4に次いで2位の数字です。

拮抗した試合でも、引き分けに逃げずに勝つ逃げする勝負強さはボルシアMGの特徴の1つになります。

今シーズンは引き分けの試合が多く勝ち切れないことも少なくありませんが、昨シーズンの勝負強さを発揮できれば、チャンピオンズリーグで試合に勝つことは十分に可能です。

ボルシアMGは、引き分けの試合が少ない勝負強いサッカーをするチームになります。

③得点できる選手が多い

ボルシアMGで最も得点を決めているのはシュティンドルの9ゴールですが、他の選手もゴールを決められる選手です。

次に得点しているのは4ゴールを決めている「ヨナス・ホフマン」と「フロリアン・ノイハウス」の2人で、3ゴールを決めている選手は4人もいます。

得点源が1つに決まっていない為、相手チームはディフェンスをするのが非常に難しいです。

試合に出場している選手の多くが得点を決められるのが、ボルシアMGの特徴になります。

④ベテラン・中堅選手が多い

ボルシアMGは若手選手が非常に少なく、ほとんどが試合に出場していません。

ハネス・ヴォルフ 21歳
フロリアン・ノイハウス 22歳
マルクス・テュラム 23歳

上記が23歳以下で定期的に試合へ出場している選手になりますが、スタメンに定着しているのはフロリアン・ノイハウスだけです。(2021年2月23日現在)

マルコ・ローゼ監督は若手選手を積極的に使って経験を積ませるより、中堅・ベテラン選手を使って確実に勝利を掴みにいきます。

そのため、試合終盤になっても若手に出場機会を与えるということは非常に少ないです。1試合も出場していない若手選手も少なくありません。

中堅・ベテラン選手を使って安定した試合運びを目指すのが、ボルシアMGの特徴になります。

CL2020の注目選手

それではボルシアMGの注目選手を4人に厳選して紹介していきます。

これから紹介する4人の選手が、ボルシアMGをCL2020で上位進出させる重要な役割を果たすでしょう。

①ヤン・ゾマー

ヤン・ゾマーは2014年の加入以来、ボルシアMGの正ゴールキーパーを務めているベテラン選手です。

身長は183cmとゴールキーパーの中では低い方ですが、飛び出しのセンスが良く足元の技術も高い選手になります。

ボルシアMGは得点力が高いチームではないので、失点は最小限に抑えなければいけません。

代表でもクラブチームでも経験のあるベテラン選手であるヤン・ゾマーが失点を最小限に抑えられれば、チャンピオンズリーグでビッグクラブを相手にしても十分に戦うことができます。

ボルシアMGがチャンピオンズリーグで勝ち進む為には、ヤン・ゾマーの活躍が必要不可欠です。

②マティアス・ギンター

2017年にボルシアMGへ加入したマティアス・ギンターは、以前はドイツの強豪であるドルトムントで活躍していた選手です。

競合チームで活躍していた選手はボルシアMGに少なく、ほとんどが中堅クラブからの移籍で加入しています。

ティアス・ギンターがドルトムントで活躍した経験は、ボルシアMGにも大きな良い影響を与えるでしょう。

今シーズンのボルシアMGでもスタメンとして活躍していて、守備の中心選手になっています。

センターバックを束ねているマティアス・ギンターが安定したプレーを発揮すれば、ビッグクラブでも簡単にゴールを決めるのは難しいでしょう。ボルシアMGがチャンピオンズリーグで上位進出する為に、重要な選手の1人になります。

③ハネス・ヴォルフ

ハネス・ヴォルフは、ライプツィヒからレンタル移籍で加入しているミッドフィルダーの選手です。

加入当初は途中出場が多かった選手ですが、少しずつスタメンでの出場も増えてきました。ベテラン・中堅選手が多いボルシアMGで、数少ない若手選手の活躍は大きな後押しになります。

ハネス・ヴォルフがチャンピオンズリーグで活躍すれば、ボルシアMGにとって大きな非常に大きな活力になるはずです。

ビッグクラブ相手に、若手のハネス・ヴォルフがどのようなプレーをするのか注目してご覧下さい。

④シュティンドル

ドイツリーグでチームトップの9ゴールを決めているシュティンドルの決定力は、ボルシアMGの攻撃陣を引っ張る選手になるでしょう。

チャンピオンズリーグの決勝トーナメントに出場するのは強豪クラブだけで、決定機を作れる回数は限られることが予測されます。

決定力のある選手が少ないチャンスで確実にゴールを決めなければ、試合に勝つのは難しいでしょう。シュティンドルが数少ない決定機でゴールを決められるのか注目です。

CL2020の見どころ

それでは、今シーズンのボルシアMGの見どころを紹介していきます。

これから紹介する3つの見どころを意識して頂ければ、試合を楽しく観戦することが可能です。

①守備陣の奮起

ボルシアMGは守備が基本の戦術を採用しているので、守備陣の奮起は勝敗に大きく影響が出ます。

守備陣が失点をしなければ負けることはない為、ゴールキーパーやディフェンス、ボランチが上手く試合をコントロールする必要があるでしょう。

ヤン・ゾマーやマティアス・ギンターなど、守備陣にはクラブと代表で実績のある経験豊富な選手が在籍しているので、彼らの奮起に期待です。

②カウンターからの得点

ボルシアMGは守備的なサッカーを展開して、相手の攻撃を封じた際にカウンターを仕掛けるのが基本のサッカーです。

カウンターからの得点はボルシアMGが最も得意としている得点パターンで、チャンピオンズリーグでも期待される攻撃になります。

ビッグクラブが相手になればカウンターができる回数も限られる為、チャンスになれば確実にゴールを決めなければいけません。

ボルシアMGが得意なカウンターでビッグクラブを相手にゴールを決められるのか注目です。

③誰がゴールを決めるのか

ボルシアMGはゴールを決めることができる選手が非常に多く、相手はディフェンスをするのが難しいです。

リーグ戦では17試合に出場して3ゴールしか決めていないアラサン・プレアですが、チャンピオンズリーグでは6試合で5ゴールを決めています。

リーグ戦で9ゴールを決めているシュティンドルは、チャンピオンズリーグで1ゴールしか決めていません。

特定の選手に得点源が分散していない為、決勝トーナメントでは誰がゴールを決めるのか注目です。

CL2020の展望

最後にCL2020における、ボルシアMGの展望を解説していきます。

チーム成績に関して

ボルシアMGは勝ち点8で、3位のシャルタール・ドネツクに得失点差で上回り決勝トーナメント進出を決めています。

大方の予想ではレアル・マドリードとインテルが決勝トーナメントに進出すると予測されていましたが、最終節まで全チームが決勝トーナメン進出の可能性が残っている大混戦の状態になりました。そして、インテルが最下位になっています。

2勝2分2敗とチーム成績は決して良いと言えませんが、ビッグクラブのインテルを退けて決勝トーナメンに進出できたのは及第点を与えるべきでしょう。

ビッグクラブであるレアル・マドリードとインテルには勝つことができませんでしたが、互角の戦いを繰り広げました。また、同等レベルの力を持っているシャフタールには、しっかりと勝っています。

チャンピオンズリーグの決勝トーナメントで戦えるレベルの力があると、グループステージで見せつけることができました。

1stレグの展開予想

ボルシアMGの1stレグの相手は、現在プレミアリーグで首位を独走している強豪マンチェスター・シティです。

非常に攻撃的なチームで3トップだけでなく、ミッドフィルダーも攻撃に参加します。

守備的サッカーを展開するボルシアMGと、攻撃的なサッカーを展開するマンチェスター・シティが対戦する為、ボルシアMGは多くの時間を守備に使うことになるでしょう。

マンチェスター・シティを相手に試合に勝つには、数少ないチャンスでゴールを決めるしかありません。また、攻撃される時間が長くなる為、守備陣がどれだけ耐えられるのかも注目です。

ボルシアMGは守備に回る時間が多くなると予測されますが、カウンターで確実にネットを揺らせば十分に勝機はあります。

まとめ

本記事では、ボルシアMGのCL2020について徹底解説しました。

最後に総評をまとめておきます。

総評

ボルシアMGは守備的で失点を最小限に抑えてカウンターでゴールを狙う堅実なサッカーを展開するチームです。

クラブ史上初のチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出が決定しましたが、ダークホースとなって大躍進する可能性は十分にあります。

守備陣には実績と経験が豊富な選手も多く、得意なカウンターサッカーをビッグクラブ相手でも展開できるでしょう。

初戦はペップ・クラウディオラ監督が率いる強豪マンチェスター・シティに決まりました。非常に難敵との対戦になりましたが、ボルシアMGがどのようなサッカーを展開するのか注目です。