【CL 2020】 セビージャ フォーメーション・注目選手まとめ

昨シーズンのチャンピオンズリーグは、ライプツィヒ やリヲンなどの中堅クラブがベスト4に進出する快進撃がありました。

近年はビッグクラブと中堅クラブのレベルに差が無くなり、チャンピオンズリーグでも接戦を繰り広げています。

今シーズンのチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出しているチームの中で、セビージャは間違えなく中堅クラブです。

選手層では他のチームに見劣りしますが、十分にビッグクラブと戦えるチームである言えるでしょう。

そこで本記事では、セビージャについて徹底解説しました。これからチャンピオンズリーグを見る人は、快進撃を起こす可能性のあるセビージャに注目してご覧下さい。

セビージャってどんなチーム?

セビージャはスペインリーグで4番目のチームとして有名な伝統あるチームです。

バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードの3大巨頭には劣りますが、ヨーロッパでも十分に戦えるチームで、実際にヨーロッパリーグを6度優勝など成績も残しています。

しかしながら、チャンピオンズリーグでは結果が出ていません。グループステージで敗退することも多く、決勝トーナメント進出は2017〜2018シーズン以来となります。

チャンピオンズリーグでの最高成績はベスト8と少し物足りない成績になっていて、今シーズンこそは悲願のベスト4 進出を目指しているでしょう。

正直、選手層は決勝トーナメントに進出しているチームの中で少し弱いです。しかしながら、ビッグクラブを倒せる力は十分にあると言えるでしょう。

それでは、今シーズンのセビージャの基本フォーメーションや戦術、見どころを紹介していきます。

セビージャの基本フォーメーション

セビージャの基本フォーメーションは4-3-3で、ミッドフィルダーの3人は中央にポジショニングしています。

ミッドフィルダーの3人は試合のバランスを取りながら、様々な場所に顔を出して攻撃をサポートするのが特徴です。ディフェンス時は自陣に引いて、守備の陣形を整えます。

攻撃時には、サイドバックがウイングの選手を追い越して積極的にオーバーラップすることが多いです。中央で崩す攻撃は少なくサイト攻撃がセビージャの主軸になっています。

ミッドフィルダーは低い位置でプレーをして、攻撃はサイドから展開するのがセビージャの特徴です。

CLセビージャの特徴と戦術

それでは、セビージャの特徴と戦術を紹介していきます。

これから紹介するセビージャの特徴と戦術を理解すれば、さらに試合を楽しみながら観戦することが可能です。

①ベテラン選手の安定感

セビージャは若手選手を育成するチームとして有名ですが、今シーズンは中年齢〜ベテラン選手が多くプレーしています。

今シーズンの目玉になる補強をした選手も33歳のアレハンドロ・ゴメスで、経験や実績のあるベテラン勢が多く活躍している状態です。

選手層が厚いとは言えないセビージャですが、バランス感のある試合運びで勝ち進むことができているのは、ベテラン選手の安定したプレーがあるからでしょう。

今シーズンのセビージャがチャンピオンズリーグで成績を残すには、ベテラン選手の活躍が必要不可欠です。

②サイドバックの積極的攻撃参加

セビージャの攻撃はサイドを主軸にしていて、サイドバックも積極的に攻撃参加を行います。

ウイングとサイドバックが上手く融合することで、カットインからのシュートや、オーバーラップからのセンタリングなど幅広い攻撃パターンでゴールを狙うことが可能です。

③カウンターが主軸

セビージャは守備的なサッカーを展開するチームで、攻撃の多くはカウンターを採用しています。

ミッドフィルダーが低い位置でポジショニングすることで、守備に多くの人数を回し、失点を抑えることができている状態です。言い換えると、攻撃時は選手が上がらないと数的不利でゴールまで辿り着くことができません。

守備に人数を使って攻撃時には一気にサイドバックが駆け上がりカウンターを仕掛けるのが、セビージャのサッカーの特徴になります。

④ロングボールの配給

セビージャは試合を上手く進めることができない場合、ロングボールを配給して攻撃を組み立てます。

ルーク・デヨングは188センチと高身長でフィジカルも強いので、ロングボールのターゲットになることが可能です。相手ディフェンスを背負ってボールを収められるので、そこからウイングやミッドフィルダーに展開する攻撃パターンもあります。

試合の序盤に使われる戦術ではありませんが、セビージャの切り札となるロングボール配給の攻撃パターンは、チャンピオンズリーグでも利用されるでしょう。

CL2020セビージャの注目選手

それではセビージャの注目選手を4人に厳選して紹介していきます。

これから紹介する4人の選手が、セビージャをCL2020で上位進出させる重要な役割を果たすでしょう。

①イヴァン・ラキティッチ

イヴァン・ラキティッチは昨シーズンまで強豪バルセロナで活躍していたスター選手です。

新戦力の加入で出場機会が減り移籍を決意しましたが、セビージャでは安定したプレーで替えの効かない選手になりました。

攻撃力と守備力を兼ね備えている為、カウンターの起点になることも少なくありません。

セビージャの要になっているイヴァン・ラキティッチは、注目するべき選手の1人と言えるでしょう。

②ヘスス・ナバス

ヘスス・ナバスはミッドフィルダーやサイドバックなど幅広いポジションで活躍できるユーティリティー性のあるプレイヤーです。

スペイン代表でも活躍していた実績のある選手で、ビッグクラブのマンチェスター・シティーでもプレーしました。

セビージャでもスタメン選手として活躍していて、主にサイドバックで出場しています。

年齢は35歳とベテラン選手になっていますが、持ち前の豊富な運動量でサイドの攻撃と守備を請け負っているのが特徴です。

ビッグクラブや代表でもプレー経験のあるヘスス・ナバスが安定したプレーを行えるのであれば、十分に勝機はあると言えるでしょう。

③ユセフ・アン=ネシリ

セビージャの得点源になっている選手は、23歳と若手のユセフ・アン=ネシリです。

先発でも途中出場でもゴールを決められる選手で、今シーズンはチーム最多の13ゴールを決めています。

次にゴールを決めているのは「ルーカス・オカンポス」と「ムニル・エル・ハダディ」の4得点で、ユセフ・アン=ネシリがいなければ確実に決定力不足になるでしょう。

現在のセビージャでゴールを決められるストライカーと言えるのは、ユセフ・アン=ネシリだけです。

ベテラン選手が多いセビージャで、活躍している数少ない若手選手の1人になります。

④アレハンドロ・ゴメス

アレハンドロ・ゴメスは、昨シーズンのチャンピオンズリーグでベスト8に進出したアトランタの中心選手でした。

イタリアリーグで年間最優秀ミッドフィルダー選手賞を獲得するなど、遅咲きのスター選手です。

アトランタでガスペリーニ監督と衝突した為、セビージャに活躍の場を移しました。

セビージャにとって即戦力級の選手が入ってきたことは、大きなアドバンテージになるでしょう。攻撃に課題があったセビージャの新たなキープレイヤーとして活躍できるのか注目です。

CL2020セビージャの見どころ

それでは、CL2020で勝ち上がっているセビージャの見どころを紹介していきます。

試合を見ようと思っている人は、これから紹介する3つの見どころを意識してご覧頂きたいです。

①堅守でビッグクラブの攻撃陣を止められるか

チャンピオンズリーグは攻撃力のあるチームが多く、セビージャは守備に回る時間が多くなると予測されます。

どれだけ守備陣がゴールを守り切れるかで、試合結果は大きく変わるでしょう。

グループステージの5節では、チェルシーに4失点と大敗しました。攻撃的なチームを相手に守備陣が崩れれば、一気に大量失点して負けることになりかねません。

堅守でビッグクラブの攻撃陣を止められるか、セビージャの見どころになるでしょう。

②カウンターでゴールを決められるか

セビージャのゴールの多くはカウンターで、崩してゴールを決めることは少ないです。

強豪チームが相手であれば、得意なカウンターでゴールを決めなければ試合に勝つことはできません。

守備に回る時間が多くなることが予測されていて、カウンターができるチャンスはスペインリーグより少なくなるでしょう。

セビージャは今まで以上に決定力を上げなければいけません。カウンターの決定率は、注目するべきポイントの1つです。

③若手選手がベテラン選手と融合できるか

今シーズンのセビージャは若手選手が少なくベテランで構成されていますが、2人だけ定期的に試合に出ている若手選手が在籍しています。

ジュール・クンデ 21歳
ユセフ・アン=ネシリ 23歳

また、オスカル・ロドリゲスも途中出場ですが試合で活躍している選手です。

若手選手とベテラン選手が上手く融合して活躍できれば、セビージャが勝ち進むことは十分に考えられます。

セビージャはどの選手が入ってきても安定したプレーができるチームで、新加入の「アレハンドロ・ゴメス」や「ラキティッチ」の2人は既に活躍している状態です。

若手選手が上手くチームに馴染めるのか注目してご覧下さい。

CL2020セビージャの展望

最後にCL2020セビージャの展望を紹介しておきます。

チーム成績に関して

セビージャはチェルシーに競り負け、グループステージを2位で通過しました。

4勝1分1敗と良い成績でグループステージを通過できた為、懸念点はそこまでありません。

3位とは勝ち点差8あったので、危な気なく決勝トーナメントに進出したと言えるでしょう。

少し気になる点と言えば、チェルシーには試合で勝てなかったことです。クラスノダールやレンヌには全試合で勝つことができましたが、決勝トーナメントに進出するチームはチェルシーやそれ以上のチームになります。

格下を相手に勝つことはできましたが、チェルシーのような力のあるチームに価値きることができなかったのは懸念点になるでしょう。

1stレグの展開予想

セビージャの1stレグの相手はドルトムントに決定しました。

将来ビッグクラブに移籍することが予測される若手のスター選手が多く在籍するチームで、攻撃的なサッカーを展開します。

ドルトムントは攻撃的でセビージャは守備的なので、おそらくドルトムントが攻撃をする時間が多くなるでしょう。

セビージャは守る時間が多くなると予測されるので、守備陣が失点を抑えられるかがポイントになると予測されます。攻撃できる回数が少なくなる為、カウンターでは確実にゴールを仕留めなければいけません。

ドルトムントの攻撃を抑えられるのかが、セビージャの1stレグ突破に重要なポイントになると言えるでしょう。

まとめ

本記事では、セビージャのCL2020について徹底解説しました。

最後に総評をまとめておきます。

総評

 セビージャは堅い試合で確実に勝利をするのが得意なチームですが、ビッグクラブを相手には勝ち切るのは少し苦手な印象があります。

実際にグループステージでは、チェルシーに2試合とも勝つことはできませんでした。それだけでなく、1試合は4失点と完敗しています。

決勝トーナメントに進出しているチームは、グループステージで勝ったチームとはレベルが全く違う為、勝つのは非常に困難と言えるでしょう。

チャンピオンズリーグでセビージャが勝ち進めるには、守備と攻撃のどちらも質を上げて改善しなければいけません。ロペテギ監督のチームマネジメントにも注目です。