【CL2020】ライプツィヒ フォーメーション・注目選手まとめ

2009年はドイツの5部リーグで戦っていたライプツィヒですが、近年は1部リーグのブンデスリーガでチャンピオンズリーグ出場を争う強豪チームになりました。

2020〜2021シーズンのチャンピオンズリーグでは、2大会連続で決勝トーナメントへの出場を決めています。

正直、ドイツリーグで圧倒的な力を誇っているバイエルンミュンヘンのように、レヴァンドフスキなどの世界的に注目されているような選手は在籍していません。選手のレベルだけで判断すると、チャンピオンズリーグで勝てるようなチームではないです。

そこで本記事では、スター選手が在籍していないライプツィヒが、ドイツリーグだけでなくチャンピオンズリーグでも勝ち進められている理由を解説していきます。

戦術や注目選手、チャンピオンズリーグの見どころも紹介しているので、興味がある人は、是非最後までご覧下さい。

ライプツィヒってどんなチーム?

ライプツィヒは、2009年にドイツ5部リーグの「SSVマルクランシュタット」というチームをレッドブルが買収して発足されたチームになります。

そこから豊富な資金を使って選手を補強し、順調にリーグ昇格を果たしていきました。そしてチーム発足から7年後の2016年に1部リーグのブンデスリーガで戦うことになります。

それだけでなく、初のブンデスリーガでも下克上を起こして最終順位は2位でフィニッシュしました。そして、チャンピオンズリーグの出場が決定します。

最初は買収を嫌うファンの暴動などが起きましたが、チームが大きくなっていることに対して、最終的にはSSVマルクランシュタット当時のファンもライプツィヒも応援するようになりました。

地域一帯がライプツィヒを応援していると言っても過言ではないほど、近年は大躍進を遂げているチームです。

ライプツィヒの基本フォーメーション

ライプツィヒは、3-4-2-1というフォーメションを基本にしています。

多くの人が攻撃的なフォーメーションだと感じるでしょうが、実際にはサイドハーフがディフェンシブなポジショニングを行っている為、実際には5-2-2-1のようなフォーメーションで試合を進めているのが現状です。

実際にスタメンでサイドハーフに起用されている「アンへリーニョ」と「ムキエレ」の本職はサイドバックになります。

守備を固めて攻撃の際にサイドから一気に攻め上がるカウンターのサッカーで、手堅く試合を進めていくのが、ライプツィヒのサッカーです。

CL2020ライプツィヒの特徴と戦術

それでは、ライプツィヒの特徴と戦術を具体的に説明していきます。

これから紹介する3つの特徴・戦術によって、ライプツィヒは機能していると言えるでしょう。

①サイドハーフのバランス

ライプツィヒの主軸になるのは、やはりサイドハーフの「アンヘリーニョ」と「ムキエレ」の2人でしょう。

サイドハーフというボジションではありますが、試合ではディフェンスに回る時間が多いです。

2人はサイドバックが本職なので、守備の技術は一定レベルで保たれていますが、サイドの攻撃と守備を1人で請け負っている状態で、試合終盤はスタミナが消耗してしまいます。

ライプツィヒがチャンピオンズリーグの大舞台で試合に勝つ為には、サイドハーフが1試合を通して高いレベルでプレーする必要があるでしょう。

その為には、スタミナを残しながら攻撃と守備を行うバランスが必要です。

②カウンターで確実に仕留める

ライプツィヒのサッカーは、守備から攻撃への展開が早いカウンターが主軸です。

5バックのようなポジションで守備陣形を整えて、攻撃に移行する際に前線のサイドハーフが前線の選手を追い越していくのが特徴になります。

このようなカウンターサッカーをしているライプツィヒは、ボールポゼッション率が低い試合が多いです。それでも試合に勝ち続けられる理由は、数少ないカウンターを確実に仕留めているからでしょう。

強豪チームが揃うチャンピオンズリーグでは、カウンターに展開できた際に確実にゴールを仕留めることが重要になります。

③ロングボールで前線に収める

チェルシーに移籍した俊足のヴェルナーが在籍している時は、ロングボールで裏を狙うカウンターが主流でした。

しかしながら、現在のライプツィヒは裏に抜け出せる俊足の選手が在籍していません。そこで、カウンターの系統を大きく変えることになります。

センターフォワードは身長が192cmと高身長で競り合いが強いポウルセンや187cmのシックを配置することで、高いロングボールを蹴っても前線で収まるようになりました。

ポウルセンやシックを起点にサイドや中央から早く崩すサッカーは、チャンピオンズリーグでも注目のポイントになるでしょう。

CL2020ライプツィヒの注目選手

それではライプツィヒの注目選手を4人に厳選して紹介していきます。

これから紹介する4人の選手が、ライプツィヒをCL2020で上位進出させる重要な役割を果たすでしょう。

①アンヘリーニョ

アンヘリーニョはプレミアリーグの強豪であるマンチェスターシティーでプレーしていた経験のある若手サイドアタッカーです。

現在も保有権はマンチェスターシティーが保有していて、おそらく今シーズンでライプツィヒから離れると言われています。

強豪チームも手放さないアンヘリーニョの特徴は、強靭なフィジカルと体力が挙げられるでしょう。

身長は170cmと小柄ですが体格が非常に良く、フィジカルで負けることは少ないです。守備も請け負う選手なので、フィジカルが強いのは非常に大きなメリットになるでしょう。

そしてサイドの守備と攻撃を基本的に1人で請け負っている為、体力は重要なポイントの1つです。アンヘリーニョは試合終盤でも走り続けられる体力があります。

将来的にはビッククラブでの活躍が予測されるアンヘリーニョが、どれだけサイドで活躍できるかが、チャンピオンズリーグの勝敗に大きく影響が出るでしょう。

②ムキエレ

19歳からフランスのモンペリエHSCのトップチームで活躍していたムキエレは、多くのクラブから注目を浴びていた人気銘柄でした。

ライプツィヒに加入してもスタメンを取り続けていて、将来的にはビッグクラブで活躍すると予測されています。

サイドバックとして必要な守備力だけでなく、サイドの攻撃を請け負える足元の技術力も高いです。2019〜2020シーズンのブンデスリーガでは、3得点2アシストとサイドバックの中では攻撃面でも成績を残していると言えるでしょう。

センターバックもできるユーティリティー性がある選手で、たまにライプツィヒでも右センターバックを担当することがあります。

チームに合わせてポジションを変えられるムキエレが、自分の役割を果たせるかがチャンピオンズリーグで上位進出する鍵になるでしょう。

ウパメカノ

ウパメカノは現在のライプツィヒの中で、最も注目されている選手になります。

22歳にも関わらずライプツィヒでは3バックの真ん中を担当していて、ワールドカップを制覇したフランスの代表チームでも試合に出場している選手です。

186cmと決してセンターバックの中では高身長ではありませんが、素早い読みで相手の攻撃を防ぎます。また、フィジカルが強いのも特徴です。

既にマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンが獲得に乗り出していて、おそらく今シーズンでライプツィヒを去ることになるでしょう。

センターバックの真ん中という最も重要なポジションを任せられているウパメカノが、安定した守備で失点を防げるのか注目です。

④エンクンク

エンクンクは、ビッグクラブのパリサンジェルマンから獲得した注目の若手選手になります。

パリサンジェルマンでも安定して試合に出場していましたが、ネイマールやディマリアなどスター選手が揃うチームでスタメン出場する機会はほとんどありませんでした。

出場機会を求めて移籍したライプツィヒではスタメンを獲得して、欠かせない選手の1人になっています。

得点数は決して多いとは言えませんが、攻撃の起点になる素晴らしい選手です。彼がカウンターの際に、どれだけ起点になれるか注目してご覧下さい。

CL2020ライプツィヒの見どころ

それでは、今シーズンのライプツィヒの見どころを紹介していきます。

これから紹介する3つの見どころを意識して頂ければ、試合を楽しく観戦することが可能です。

①昨年の雪辱を果たせるか

昨年のライプツィヒはトーナメントの組み合わせが良かったと言われていますが、ベスト4に進出したということは確かな実力があるということでしょう。

今シーズンのチャンピオンズリーグは、昨年の雪辱を果たせるのか注目している人も多いはずです。

選手の変更が少なく戦術も深く浸透しているので、昨年以上の大躍進が起きる可能性は十分に考えられます。

②若手選手の活躍

ライプツィヒは経験のある選手が多いとは言えませんが、勢いのある若手選手が非常に多いです。

昨年は若手の勢いによって、チャンピオンズリーグベスト4に進出しました。

今シーズンの若手選手は昨シーズンの経験があるので、より賢くプレーすることができるでしょう。

また、チャンピオンズリーグで活躍してビッグクラブに移籍したいと考えている選手の多いはずです。ウパメカノは、昨シーズンのチャンピオンズリーグで活躍したことで、ビッグクラブから注目を浴びました。

若手選手が昨年の経験から賢いプレーをして、高いモチベーションを保つことができたら、上位進出は十分に考えられるでしょう。

③強豪相手に失点数を抑える

ライプツィヒは守備の陣形を整えてカウンターで仕留めるサッカーが得意ですが、攻撃的なチームを相手にディフェンス陣が耐えられない試合は多いです。

実際に、2020〜2021シーズンのチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出したチームの中で、ライプツィヒはグループステージ最多の12失点でした。

昨年の準決勝のパリサンジェルマンにも、3失点をして完敗しています。

攻撃的なビッグクラブを相手に、ディフェンス陣がどれだけ失点を抑えられるかが重要なポイントになるでしょう。

CL2020ライプツィヒの展望

最後にCL2020における、ライプツィヒの展望を解説していきます。

チーム成績に関して

ライプツィヒはチャンピオンズリーグに出場するビッグクラブを相手に、1試合で大量失点する傾向があります。

グループステージではマンチェスター・ユナイテッド相手に、最終節で3-2と勝利したにも拘らず、2節では0-5と圧倒的な差をつけられて敗北しました。

経験の浅い若い選手が多い為、試合が上手く進まないと一気に崩れることが非常に多いです。

しかしながら、昨年の準決勝で0-3と完敗したパリサンジェルマンを相手に、グループステージでは勝利を挙げることができました。確実に成長している証拠でしょう。

失点数が多く決してグループステージの成績は良いと言えないですが、昨年より成長している部分も現れているので、チーム状態は問題ないでしょう。

1stレグの展開予想

1stレグの相手は2大会前にチャンピオンズリーグを制覇した、ビッグクラブのリバプールです。

リバプールは超攻撃的なチームで、前線の3トップはプレミアリーグのビッグクラブでも止めることができません。

1stレグは、完全にリバプールが攻める展開になるでしょう。ライプツィヒは守備に回る時間が多いはずです。

リバプールの勝利を予測する人が多いでしょうが、ライプツィヒも十分に勝機はあります。

リーグ戦での成績もリバプールは4位と不調ですが、ライプツィヒは2位と絶好調です。

勢いでは完全にライプツィヒが勝っているので、このままのモチベーションで試合に入れば、リバプールの攻撃陣を抑えてカウンターで勝つことができるでしょう。

まとめ

本記事では、ライプツィヒのCL2020について徹底解説しました。

最後に総評をまとめておきます。

総評

ライプツィヒは、カウンターを主軸にしたサッカーで手堅く試合に勝つチームになります。

在籍している選手の多くは、将来的にビッグクラブで活躍すると予測されている若手プレイヤーです。

経験値は浅いですが、勢いのあるチームなのでチャンピオンズリーグでも上位に進出することは可能です。ビッグクラブを相手に、ライプツィヒがどのような試合を展開するのか注目してご覧下さい。