ジョーダン・ヘンダーソン vs ワイナルドゥム – リバプール不動のインサイドハーフを徹底比較!

リバプールの中盤といえば、キャプテンでもあるジョーダン・ヘンダーソンとワイナルドゥムの両インサイドハーフに、1ボランチがファビーニョという組み合わせが今季の定番でした。

そんな中でも今回は、ヘンダーソンとワイナルドゥムというインサイドハーフの2選手に焦点を当てて、スタッツやプレースタイルを徹底比較していきたいと思います。(スタッツは2019-20シーズンのプレミアリーグの試合を参照)

ジョーダン・ヘンダーソンのプロフィール

名前 ジョーダン・ヘンダーソン
生年月日 1990年6月17日(29歳)
国籍 イングランド
身長 182cm
体重 68kg
ポジション MF
背番号 14
前所属チーム サンダーランド

ジョーダン・ヘンダーソン・万能型MFである彼の魅力を徹底解説

ジョルジニオ・ワイナルドゥムのプロフィール

名前 ジョルジニオ・ワイナルドゥム
生年月日 1990年11月11日(29歳)
国籍 オランダ,スリナム
身長 173cm
体重 69kg
ポジション MF
背番号 5
前所属チーム ニューカッスル

https://magazine.sports-crown.com/kaigai-football/144/

全体成績:ヘンダーソンの貢献度の高さ

それではここから両選手のスタッツをみていきましょう。まずは全体のスタッツから。

ジョーダン・ヘンダーソン ジョルジニオ・ワイナルドゥム
25 出場試合数 28
22 スタメン出場 28
3 ゴール数 3
5 アシスト数 0
1 イエローカード数 0
0 レッドカード数 0

まずは出場試合数ですが、ワイナルドゥムは一試合を除いて全ての試合でスタメン出場を果たしています。リバプールの中盤は、オックスレイド・チェンバレンやナビ・ケイタ、アダム・ララーナなど実力者揃いですが、それでいてほぼ全試合にスタメン出場していると言う事実は、クロップ監督の信頼がとても厚いということでしょう。

一方ヘンダーソンもケガで離脱した期間を除けばほぼ全試合に出場しています。そしてヘンダーソンはゴール・アシスト数は素晴らしく、なんとアシスト数は5。リバプールの中盤の選手ではもちろん最多です。近年はボランチでの出場が多かったのでそこまで得点に関与してはなかったヘンダーソンですが、ファビーニョがフィットしたおかげで今季は本職のインサイドハーフで躍動しています。

攻撃成績:推進力があるワイナルドゥム、一本のパスでチャンスを作るヘンダーソン

それでは次に攻撃のスタッツをみていきましょう。

攻撃のスタッツに関しては、同じインサイドハーフというポジションながら、スタッツに差が出る結果となりました。

ジョーダン・ヘンダーソン ジョルジニオ・ワイナルドゥム
15 シュート数 27
75.00 枠内シュート率(%) 50.00
26 キーパス数 11
1,560 パス数 1,257
84.49 パス成功率(%) 90.93
26 ドリブル試行数 60
57.69 ドリブル成功率(%) 55
4 ボールロスト数 23

まずはシュート数ですが、同じ3ゴールという得点数ながらもシュートを打っている数はワイナルドゥムの方が大きいです。

ワイナルドゥムは、元々はウイングやトップ下といったポジションが本職で、シーズン二桁ゴールを何度も記録したことがあるほどの選手です。リバプールに入ってからは攻守のバランスが取れる選手になったのですが、それでもその攻撃力は健在です。

また、ドリブルの試行数はワイナルドゥムがヘンダーソンの2倍以上の数字を誇っています。ワイナルドゥムの足元の技術はとても高く、複数人に寄せられてもボールをキープする能力がとても高いです。

一方ヘンダーソンはシュート数は少ないものの、枠内シュート率は75%ととても高い数字を誇っています。15本のシュートで3ゴールを決めているというのもあり、シュート精度はとても高い選手です。

ヘンダーソンに特徴的なのは、キーパスの数です。今季はキーパスを26個記録しており、今季全試合に出場しているフィルミーノのキーパス数は39なので、中盤の選手としては優れた数字を残しています。ロングパス、ショートパスどちらの精度もとても高く、ゲームメイクや、一本のパスでチャンスを作るといったプレーが得意な選手です。

守備成績:リバプールの特殊な守備タスクをきっちり果たす両選手

さて最後に守備のスタッツを見ていきましょう。

ジョーダン・ヘンダーソン ジョルジニオ・ワイナルドゥム
3 ブロック数 4
24 インターセプト数 15
55 タックル数 27
67.27 タックル成功率(%) 44.44
17 クリア数 28

守備のスタッツは、ヘンダーソンに軍配が上がっており、特にインターセプトとタックルは大きな差がついています。

ファビーニョがボランチとして定着する前はボランチとしてプレーしていたこともあり、ヘンダーソンの守備の意識はとても高いです。特に攻守の切り替えが早いのと豊富な運動量が武器で、カウンターを受けることが多い現在のリバプールで、真っ先にボールを奪いに行くのがヘンダーソンというイメージです。

そして、ワイナルドゥムは数字にはあまり現れていませんが、クロップの要求するゲーゲンプレスを高いレベルでしっかりこなしています。リバプールは両サイドバックが高い位置を取ることが多いため、他のチームに比べて中盤の選手の守備の負担が大きいですが、豊富な運動量と戦術理解力で役割をしっかり果たしています。

リバプールの強さの源泉

リバプールで脚光を浴びるのは、破壊力抜群の3トップや超攻撃的な両サイドバックであることが多いですが、攻守に優れる中盤の働きがあってこそでしょう。他のチームの中盤より間違いなく求められるタスクの量は多いですが、ヘンダーソンもワイナルドゥムも自分の役割をしっかりとこなしています。クロップもそれを分かっているからこそ、数ある選択肢の中からこの2選手とインサイドハーフとしてチョイスし続けるのでしょう。

 

ヘンダーソン、ワイナルドゥム共に今年30歳という、サッカー選手としては脂の乗り切った年齢。これからも王者リバプールに欠かせない2選手の活躍に期待しましょう。

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