「川崎フロンターレの天才」家長昭博の経歴・プレースタイルを解説

先シーズンは圧倒的な強さでJリーグを制覇した川崎フロンターレ。今シーズンも優勝候補の一角として注目されています。

これだけ川崎フロンターレが強くあった理由は、旗手怜央や三苫薫のような大学ルーキの台頭だけでなく、ベテラン選手の安定したプレーを要因の1つとして挙げることが可能です。

本記事では、若手が活躍している川崎フロンターレでスタメンを獲得しているベテラン家長昭博について徹底解説しました。

家長昭博は、サイドハーフを主戦場としている左利きのプレイヤーで、試合によってはトップ下で試合を組み立てることもある攻撃的なプレーが得意な選手です。

ゴールを決めることもできる選手ですが、主にチャンスメイクをして攻撃の起点になる役割を担っています。

豊富な運動量もあるので、川崎フロターレの強みである前線からハイプレスも終盤まで継続することが可能です。

攻撃と守備の両方において、家長昭博は川崎フロンターレに欠かせない選手になっています。

プロフィールや経歴、プレースタイルなどをまとめているので、興味がある人は是非最後までご覧下さい。

家長昭博のプロフィール

 

生年月日 1986年6月13日
国籍 日本
出身 京都府長岡市
身長 173㎝
体重 70㎏
利き足
ポジション MF
背番号 41
タイトル Jリーグ・最優秀選手1回
Jリーグ・ベストイレブン2回
Jリーグ優秀選手賞4回
J1月間MVP1回
J2月間MVP2回
SNSアカウント インスタグラム:https://www.instagram.com/akihiro_ienaga/?utm_source=ig_embed

家長昭博の経歴

それでは、家長昭博の経歴を確認していきましょう。非常に多くの移籍を繰り返している選手なので、是非チェックして下さい。

地元の強豪クラブで始めたサッカー

家長昭博は京都出身で、地元の強豪である長岡京サッカースポーツ少年団でサッカーを始めました。そこで高い技術力を身につけて、ガンバ大阪ジュニアユースに入団します。

ガンバ大阪ジュニアユースでは、ゴールキーパー東口順昭とチームメイトであったこともわかっています。

ガンバ大阪ユースではエースとして活躍して、高校2年生のタイミングでトップチームに昇格しました。高校3年生には、ガンバ大阪とプロ契約を締結しています。

ユースから昇格し、ガンバ大阪

ガンバ大阪のトップチームに入団してから少しずつ出場機会を確保しましたが、若手選手特有の調子の波が激しく、安定したプレーを発揮することができませんでした。

それだけでなく、家長昭博が加入しった当時のガンバ大阪は黄金時代と言われている時で、遠藤保仁や二川孝広が在籍していたので、序列が低く出場機会の確保に苦しむことになります。

最終的には大分トリニータやセレッソ大阪にレンタル移籍をして、ガンバ大阪では十分な成績を残すことができませでした。

スペインのマヨルカへ

家長昭博の転機は、レンタル先であるセレッソ大阪での活躍でしょう。

乾貴士と清武弘嗣、家長昭博の3シャドーは非常に注目を浴びていて、多くのゴールを生み出しました。家長昭博も4得点10アシストの活躍で、プロ加入以来で最も良い成績を残しています。

2010年にはセレッソ大阪での活躍が評価されて、マヨルカへの加入が決定。

加入当初は出場機会を確保して、日本代表に選出されました。しかしながら、徐々にチームでの序列が下がり、1年で構想外になります。

蔚山現代(韓国)で試合には出るもゴールを奪えない日々

家長昭博は出場機会を求めて、マヨルカから蔚山現代にレンタル移籍が決まります。

しかしながら、球際が激しくフィジカルが求められる韓国サッカーと相性が悪く、出場機会は確保しましたが1ゴールと結果を残すことができませんでした。

レンタル期間の延長や買取はなく、家長昭博は蔚山現代を退団することになります。

ガンバ大阪に期限付き移籍をするも個人もチームも厳しい結果に。

蔚山現代で思うような成績を残すことができなかった家長昭博は、ガンバ大阪に期限移籍をします。

シーズン序盤はスーパーサブとして途中出場する機会が多かったですが、チームの成績不振も重なり、徐々に出場機会を確保することができました。

しかしながら、家長昭博の個人成績自体は悪くなかったですが、チームはJ2降格になります。

J2降格によって移籍の噂が流れましたが、最終的にはチームに残留して契約満了までプレーしました。

マヨルカ復帰も出場機会に恵まれず。

ガンバ大阪の契約が満了したことでマヨルカに復帰した家長昭博でしたが、出場機会を確保することができませんでした。

2013〜2014シーズンは7試合に出場しましたが、結果を残すことができずに構想外になります。

マヨルカは家長昭博の移籍先を探して、様々なチームが興味を持ったようですが、最終的には大宮アルディージャへの完全移籍が決まりました。

大宮アルディージャでJ1昇格に貢献

大宮アルディージャでは、攻撃の主軸としてスタメンを確保することに成功。チームは不調でJ2に降格しましたが、家長昭博は結果を残して多くのチームからオファーを受ける選手に成長しました。

最終的にはJ2に降格した大宮アルディージャに残留して、1年でのJ1昇格に貢献しています。

チーム在籍3シーズン目には、J1の舞台で11ゴールを決めて、チーム歴代最高位の5位という結果に貢献しました。

王者・川崎フロンターレ

大宮アルディージャで中心選手に成長した家長昭博は、ステップアップとして川崎フロンターレへの移籍が決定しました。

加入1年目から出場機会を確保して、クラブ史上初のJ1制覇に大きく貢献しています。

加入2年目では完全にスタメン選手として活躍して、川崎フロンターレの攻撃を引っ張る役割を担いました。クラブはJリーグ2連覇を達成して、家長昭博は最優秀選手賞とベストイレブンの個人タイトルを獲得しています。

加入3年目は成績が伸びずに出場機会も減らしましたが、4年目では再びスタメンを確保して、クラブの3度目のリーグ制覇に貢献しました。

家長昭博のプレースタイル・特徴

それでは、家長昭博のプレースタイル・特徴を紹介していきます。これから紹介するプレースタイル・特徴を把握して、家長昭博がどのようなサッカーをするのか確認していきましょう。

テクニックを駆使したドリブル突破能力

家長昭博の最大の魅力は、テクニックのあるドリブル突破でしょう。

そこまで足が速い選手ではありませんが、高い技術力で相手ディフェンスを交わすことができます。

左サイドからカットインしてシュートをする場面も多いですが、多くは縦に突破してセンタリングを上げることが多いです。また、サイドバックを使ってセンタリングを上げることもあります。

川崎フロンターレはサイド攻撃が主軸になっていて、左サイドの三苫薫と右サイドの家長昭博が起点になって生まれるゴールが多いです。

今シーズンも家長昭博のドリブル突破には注目してご覧下さい。

創造的なチャンスメイク

川崎フロンターレは攻撃の主軸をサイドに置いているので、相手チームが対策としてスペースを埋める為に、低いポジションを取ることは少なくありません。

相手ディフェンスが低いポジションを取ると、攻撃の主軸をサイドから中央に変えてポゼッションサッカーを行います。

攻撃の主軸が中央に変われば、左サイドの三苫薫だけサイド側に張って、家長昭博は中央に寄ってきてボールポゼッションに加わることが多いです。

サイドだけでなく中央でもプレーできる家長昭博は、ボランチの田中碧と2人で攻撃のスイッチを入れることができます。田中碧から受けた縦パスを家長昭博が受けて、サイド展開やセンターフォワードへスルーパスする機会は少なくありません。

チャンスメイクができるのも、家長昭博の大きな特徴と言えるでしょう。

フィジカルを生かしたボールキープ

家長昭博は細身でありながらフィジカルが強く、相手ディフェンスを背負ってボールキープすることも多いです。

レアンドロ・ダミアンと家長昭博の2人がボールを収められるので、試合終盤で負けている状態であればパワープレーをすることも少なくありません。

ボールを失わないキープ力は、家長昭博の特徴と言えるでしょう。

家長昭博の今後について

最後に、家長昭博の今後について徹底解説していきます。

川崎フロンターレについて

川崎フロンターレでは、今シーズンも主力として活躍するでしょう。

シーズン開幕前の富士ゼロックススーパーカップやJリーグ開幕戦ではスタメン起用されていて、鬼木監督が右サイドの序列で最も上に置いているのは明白です。

遠野大弥など新加入選手によってスタメン争いは激しくなると予測されますが、現状は家長昭博がスタメンに出場するでしょう。

今シーズンも川崎フロンターレの主軸として活躍できるのか注目です。

日本代表について

家長昭博が日本代表に呼ばれる可能性は、限りなく低いでしょう。

Jリーグ王者の川崎フロンターレでスタメンを確保しているので、日本代表レベルの技術は持っています。しかしながら34歳という年齢で、将来性が若手選手より低い為、日本代表に呼ぶメリットは少ないでしょう。

現在の日本代表の左サイドは、堂安律や久保建英など将来性のある若手選手が選出されています。家長昭博が日本代表に呼ばれる可能性は、限りなく低いと言えるでしょう。

移籍などの情報

家長昭博は現時点で移籍の噂は流れていません。しかしながら、将来的に移籍する可能性は十分に考えられます。

移籍することが多い選手なので、新しい挑戦をするのを好む傾向があると言えるでしょう。言い換えると、引退前に新しいチームで挑戦したいと考える可能性はあります。

川崎フロンターレでスタメンを確保できるレベルの選手なので、欲しがるチームは多いでしょう。

これから家長昭博が引退までに、どのような選択をするのか注目です。

まとめ

本記事では、家長昭博について徹底解説しました。

Jリーグ王者の川崎フロンターレでスタメンを確保しているベテラン選手は、今シーズンもチームの中心選手として活躍するでしょう。

若手選手と上手く融合して圧倒的な強さを発揮している川崎フロンターレで、今シーズンはどのようなプレーをするのか注目です。