川崎フロンターレの心臓「田中碧」 のプレースタイルと経歴を徹底解剖

2020シーズンの川崎フロンターレはベテラン選手だけでなく若手選手を積極的に採用して、リーグ制覇を果たしました。本記事では、多くの若手選手が活躍した川崎フロンターレの中でも、主力としてチームに貢献した田中碧について徹底解説していきます。田中碧は小学生から川崎フロンターレのユースでプレーをしていて、高校卒業と同時にトップチームに昇格しました。小さい頃から川崎フロンターレでサッカーをしていた為、すぐにトップチームに馴染んで少しずつ出場機会を増やしていきます。現在の川崎フロンターレでは、守備の要と攻撃の起点としてボランチでのプレーを担当することが多い田中碧。昨シーズンは大島僚太や守田英正、中村憲剛と一緒にボランチでプレーしていました。これから日本を代表する選手になる可能性があるので、興味がある人は是非最後までご覧下さい。

田中碧のプロフィール

 

生年月日 1998年9月10日
国籍 日本
出身 神奈川
身長 180㎝
体重 74㎏
利き足
ポジション MF
背番号 25
タイトル 2020Jリーグベストイレブン
2019Jリーグベストヤングプレーヤー賞
トゥーロン国際大会優秀選手・ベストイレブン
SNSアカウント インスタグラム:https://www.instagram.com/tnk_0910/

田中碧の経歴

既に川崎フロンターレだけでなく日本を代表する期待の若手選手になった田中碧ですが、経歴を知らない人は多いでしょう。そこで、田中碧のサッカー人生をプロ入り前から解説していきます。どのようなキャリアでサッカーをプレーしているのか確認して下さい。

プロ入り前

プロ入り前は、川崎フロンターレU12から順調に上の年代へと上がっていきました。

現在のJユースは上の年代に上がるのが難しく、ほとんどの選手が違うチームでプレーすることになります。

特にU15からU18に上がるのが難しいと言われていて、今年の高校サッカーの決勝に出場した青森山田と山梨学院のスタメンには、Jユース出身で上の年代に上がれなかった選手が多く在籍していました。

川崎フロンターレU15からU18に昇格できた田中碧は、中学時代から川崎フロンターレに注目されていたのでしょう。

プロ入り前は、川崎フロンターレで順調にキャリアを進めていたようです。

川崎フロンターレ

2017年にトップチームに昇格した田中碧ですが、当時はエドゥアルド・ネットや大島僚太が在籍していて、試合の出場機会を確保することができませんでした。

トップチーム昇格2年目の2018年には初めて出場機会を確保すると、初ゴールを決めることにも成功しています。

川崎フロンターレのトップチームに昇格してからの転機は2019年でしょう。2019シーズンはスタメン出場と途中出場を合わせて24試合に出場することができました。

鬼木監督の信頼を勝ち取って出場機会を増やすと、安定したプレーで2020シーズンは完全にスタメンを獲得して、リーグ制覇に大きく貢献しています。

現在は川崎フロンターレで欠かせない選手に成長しました。今シーズンもスタメンとして活躍すると予測されるので、是非注目してご覧下さい。

田中碧のプレースタイル・特徴

それでは、田中 碧の川崎フロンターレでのプレースタイルや特徴を解説していきます。既にJリーグ王者のスタメンを獲得している田中 碧が、どのようなプレースタイルや特徴を持っているのか確認していきましょう。

類稀なるパスセンス

田中碧はパスセンスが非常に高く、フリーキックやコーナーキックなどのセットプレーのキッカーも担当しています。大島僚太や守田英正などキック精度の高い選手が多い川崎フロンターレでセットプレーのキッカーを担当している田中碧は、日本でも屈指のパスセンスがあると言えるでしょう。

またパスセンスが高いだけでなく幅広い視野で、的確なタイミングで攻撃の起点となるボールを配給することが可能です。

状況によっては得点を求める攻撃のパスより、試合を落ち着かせるパスを配給しなければいけない場面があります。広い視野によって試合の状況に応じた的確なパスを出せるのが、田中碧の特徴です。

広い視野とパスセンスで試合をコントロールできる田中碧は、川崎フロンターレの心臓になっています。

ボール奪取能力

田中碧はボランチの位置でプレーしている為、ボール奪取能力が高く守備的なプレーも得意です。

特に川崎フロンターレは攻撃的なサッカーを展開しているので、ディフェダーだけでなくボランチも守備をしなければ失点する可能性が高くなります。

相手の攻撃を中盤で止めることができるボール奪取能力がある田中碧は、川崎フロンターレが失点数を抑えられている要因の1つでしょう。2020シーズンは名古屋グランパスの28失点に次いで、2番目に失点が少なかったです。

豊富な運動量

ボランチとしてプレーしている田中碧は、守備だけでなく攻撃にも積極的に参加する豊富な運動量があります。2020シーズンは積極的な攻撃参加から、ボランチにも拘らず5得点を記録しました。

川崎フロンターレはベンチには小林悠や長谷川竜、旗手怜央などスタメンでも活躍できるレベルの攻撃的選手で座っていて、選手交代枠は彼らに使われることが多いです。

ボランチが交代されることは多くなく、試合に出場すれば90分プレーする体力が必要になります。

田中碧は運動力が豊富で試合終盤でも走り切ることができる選手なので、スタメンを獲得できました。

豊富な運動量で試合終了まで攻撃と守備の両方に貢献できるのは、田中碧の大きな特徴と言えるでしょう。

ゴール前に飛び込む攻撃センス

現在の川崎フロンターレは攻撃力が高く、相手チームが守備的な戦術を取ることも少なくありません。相手が引いて守ると、裏のスペースが無くなって効果的なパスを出すのが難しくなります。

相手ディフェンスによって裏のスペースを埋められていたら、川崎フロンターレはポゼッションサッカーからサイド攻撃に主軸を変えるのが特徴です。攻撃の軸をサイドに変えると、センタリングに対してボランチの選手もゴール前に飛び込みます。

実際にセンタリングに田中碧が合わせるシーンは2019年から増えていて、ゴールに繋がることもありました。

ゴール前に飛び込む攻撃センスは田中碧の大きな特徴です。

強烈なミドルシュート

相手が守備的なサッカーをしてパスコースが生まれなければ、ミドルシュートでゴールを狙うこともできます。

U-22日本代表とU-22ブラジル代表の試合では、素晴らしいミドルシュートを決めてニュースにもなりました。

川崎フロンターレでもミドルシュートは積極的に打っていて、こぼれ球を他の選手が押し込むシーンは多いです。

パスとシュートの両方で攻撃に参加できるのが田中碧になります。

田中碧の今後について

今までの記事を読んで、田中碧に興味を持った人は多いでしょう。最後に田中碧の今後について解説していきます。

川崎フロンターレや日本代表、移籍情報など今後どのようになると予測されるのか紹介しているので、是非チェックして下さい。

川崎フロンターレについて

今シーズンも、川崎フロンターレのスタメンとして出場するでしょう。

中村憲剛の引退と守田英正の移籍でボランチの選手層が薄くなった川崎フロンターレにとって、田中碧は非常に重要な選手です。

Jリーグ開幕戦と富士ゼロックススーパーカップでもスタメンで出場しているので、怪我がなければ確実に中心選手として試合に出るでしょう。

改善点とすれば、やはり若手選手特有の波があって、試合によっては不安定なプレーをする試合もあります。中村憲剛のように毎試合安定したプレーをすれば、川崎フロンターレの精神的支柱になることができるでしょう。

日本代表について

田中碧は2019年の東アジア選手権で、初の日本代表へ招集されました。しかしながら、2試合に出場したにも拘らず、十分なインパクトを残せていません。

それだけでなく、東アジアカップは国内組だけで挑む大会だったので、海外組も含めた本当の日本代表には呼ばれていないです。

コロナウイルスの影響によって代表戦も無くなり、現時点で田中碧が日本代表で活躍する機会は訪れていません。

2021年は徐々に代表戦が増えていくと予測されていて、田中碧が呼ばれる可能性も十分に考えられます。日本代表のボランチは遠藤航や柴崎岳など競争が激しいですが、Jリーグでの活躍を考慮すると試合に出場するチャンスはあるでしょう。

移籍などの情報

現時点で田中碧の有力な移籍情報は、ニュースや雑誌などで報道されていません。

しかしながら、確実に海外のチームが注目しているでしょう。日本の若手選手は海外から人気で、今シーズンも多くの選手が移籍しました。

田中碧の年齢や活躍を考慮すると、海外に移籍する可能性は十分に考えられます。実際に守田英正もポルトガルに移籍しました。

大島僚太のように川崎フロンターレでプレーを続けることも選択肢の一つですが、海外で活躍してビッグクラブに移籍することに期待したいです。

まとめ

本記事では、川崎フロンターレで活躍している田中碧について徹底解説しました。

ボール奪取能力だけでなくパスセンスや広い視野、攻撃センスが高いボランチは日本に多く存在しません。

22歳の若さで既に安定したプレーができる田中碧は、日本代表でも十分に戦える選手と言えるでしょう。

これから海外でも活躍する可能性がある注目選手なので、是非注目してご覧下さい。