ヴィッセル神戸の両利きSB初瀬亮の経歴・プレースタイルに迫る

2017年東京オリンピック世代で初めてハリルホジッチ監督率いるA代表に選出され注目を浴びたものの、現在は東京オリンピック日本代表の候補にすら挙がらなくなり、分かりやすく伸び悩んでいる初瀬亮選手の復活に期待をこめて、プレースタイルや経歴をまとめてみました。初瀬亮選手はガンバ大阪ユース出身のサイドバックでガンバ大阪でレギュラーポジションを取る前に日本代表入り。過大評価されヴィッセル神戸に移籍してからは期待に応える活躍はできずに昨シーズンはついにJ2へレンタル移籍に放出されてしまいました。2021シーズンはレギュラーポジションを脅かすアピールを期待したいですね。

初瀬亮のプロフィール

 

生年月日 1997年7月10日
国籍 日本
出身 大阪府岸和田
身長 175㎝
体重 70㎏
利き足 両利き
ポジション DF
背番号 19
タイトル なし
SNSアカウント https://www.instagram.com/hatsuseryo/?hl=ja https://twitter.com/hatsuseryo

初瀬亮の経歴

23歳とまだまだ若さ溢れる初瀬亮の幼少期から今に至るまで!

プロ入り前

小学生の頃、中村俊輔選手に憧れてサッカーに打ち込みアンドリュースFCに所属。中学でガンバ大阪ジュニアユース、高校でガンバ大阪ユースに昇格しています。ポジションは中学時代からサイドバック。ジュニアユースでは、2012年に史上初となるU-15年代全国3冠を達成。

ガンバ大阪

2015年11月24日、2016年シーズンからのトップチーム昇格内定が発表され同期入団には堂安律選手がいます。

3年間で34試合に出場しレギュラーポジションを掴むことはなかったものの、2017年日本代表に選出されたことで不満が募ったのかヴィッセル神戸への移籍を決断します。育成補償費だけでも5000万円以上の金額が発生。移籍金があったなら総額で億単位の金が動いていることになります。

ヴィッセル神戸

2019年、ヴィッセル神戸に完全移籍。2月1日、アメリカ遠征中に行われたロサンゼルスFCとの試合で、FKを直接決めてプレシーズンマッチで移籍後初ゴールを挙げて以降これといった活躍はなく、日本代表酒井高徳選手の獲得で出番が少なくなりアビスパ福岡に2019年9月育成型レンタルで移籍。

アビスパ福岡

J2アビスパ福岡では9試合に出場して2アシストとそれなりの結果を残し、試合勘を取り戻しヴィッセル神戸へ復帰。酒井高徳選手の壁は厚く2020年もベンチを温める時間が長かったですが、新型コロナウイルスの流行に伴う過密日程で初瀬亮選手の複数ポジションでプレーできる強みが活きて年間16試合に出場しました。

日本代表について

E-1選手権に臨む日本代表メンバーに2017年選出されましたが、この大会は国内組のみの参加で初瀬亮選手は大会への出場も無く、ただ呼ばれただけという印象でした。バヒド・ハリルホジッチ監督は「質の高い若い選手を呼んだ。すでに五輪代表でもプレーしていて、まだまだ伸びしろのある選手だと思う。守備より攻撃で面白い選手。代表の中での彼のレベルがどうなのか、どういったプレーをしてくれるのかを見たい。初瀬はサイドバックだけでなく、中盤でもプレーできる選手だ右足も左足も使えて、いいキックを持っている」とコメントしています。

このタイミングでの初瀬亮選手の代表選出はキャリアを狂わせたのではという批判もあります。

初瀬亮のプレースタイル・特徴

ポジションはポジションは4バックの場合は両サイドバック、3バックの場合は両ウイングバックでプレーしますが、最も得意なポジションは左サイドバックです。

左右両足から放たれるプレースキック

プレースキックが得意でガンバ大阪時代は遠藤保仁選手を差し置いてキッカーを任されることもありました。また、左右両足でプレースキックを蹴ることができるのは希少価値が高く、コーナーキックではゴールに向かってくるボールにするために蹴る足を変えます。コーナーキックで左右の足で蹴り分ける選手は小野伸二選手、三浦淳宏選手や女子の宮間あや選手など数えるほどしかいません。

左右両足から種類が豊富なクロス

左右両足から放たれる高精度のクロスボールは速いボールも、カーブをかけたふんわりしたボールも蹴ることが出来て、キックの種類も多彩です。中村俊輔選手に憧れていただけあって質の高いラストパスを供給するところやキックフォームは似ています。たまにグラウンダーのクロスも混ぜて意表を突いてくるところも面白いです。

スピード系の身体能力

初瀬亮選手の身長は175㎝でスピード、敏捷性があります。オーバーラップなど攻撃面でその能力を発揮します。イニエスタ選手が加入してからはオフザボールの質が向上して裏へのダイアゴナルランも増えました。キックフェイントから逆足でクロスボールというパターンもなかなか両足で正確なボールをけることができるサイドバックが少ないことから効果的です。守備面でそのスピードを活用できるようになるとさらに良いサイドバックになるでしょう。

だんじりメンタル

中学時代にガンバ大阪ジュニアユースに入るかだんじり祭りに専念するか迷ったという経歴を持つ初瀬亮選手は怖いもの知らずで試合でも緊張しないという強心臓の持ち主です。ベンチ生活が続いても腐らず、ギラギラした闘志を持ち続け出番が来るのを準備して待つ鋼のメンタルがあるため、ヴィッセル神戸は初瀬亮選手を長い目で育てようとしているのでしょう。

初瀬亮の今後について

初瀬亮は、チームメイトであり、競争相手でもある酒井高徳からポジションを奪うことができるのか。

ヴィッセル神戸について

ヴィッセル神戸ではレギュラーポジションを掴めていない理由に酒井高徳選手の存在があります。酒井高徳選手は攻撃から守備への切り替え、球際の強さ。対人守備能力が秀逸でゴール前での不用意なミスがなく、チームに安定感をもたらす部分で初瀬亮選手とは差があります。クロスボールの質は初瀬亮選手に分があるので先輩から良い部分をたくさん吸収していくことで、成長していくでしょう。

日本代表について

2017年から日本代表から遠ざかっていて世代別代表からもメンバー漏れが続き、東京オリンピックメンバー選出は2021年前半戦で大活躍しない限りは厳しいです。再び日本代表に選出されるためには守備面やポジショニング、状況判断能力など課題は多いですね。

移籍などの情報

初瀬亮選手にヴィッセル神戸から移籍するといった話はありません。ヴィッセル神戸としては両サイドバックをこなすサブメンバーという序列。年俸も推定1500万円と高くないので放出する理由もなく、移籍金を払ってまで欲しがるチームもないということでしょう。